日本の馬産は基本的に北海道でやってる
そこで芝向き、あるいは期待できそうなのが中央競馬に行って
それ以外は地方競馬に行くというような流れがある
オグリキャップは母馬が小栗氏の所有で、ダンシングキャップをつけたのも
小栗氏本人の意向
ダンシングキャップは笠松で結果を出してた種牡馬で、そもそも当時の小栗氏は
中央の馬主資格を持っていなかった
素質がどうであれオグリキャップの笠松デビューは規定事項だったといえる

んでまあ、ウララがいた頃の高知は文字通り日本の底辺だったけど、
コースの砂が深くなってて脚の弱い馬でも走れるという特色があった
そしてウララがいなくなった後、素質がありながら脚を壊して走れなくなった
グランシュヴァリエという中央馬が高知にやってきた
関係者は死力を尽くしてこの馬を立て直し、G1レースで中央の超一流馬と
競り合えるところまで押し上げたのよ
今や高知のレベルも随分と上がり、賞金だってそれなりにもらえるようになったけど、
その流れを決定づけたのがグランシュヴァリエの活躍なんだ

もはや凱旋門賞と全然関係ない話だしさすがに高知の馬が凱旋門賞勝つのも無理だろうが、
オグリキャップ以外にも地方の名馬はいっぱいいるんだと知ってもらえたら嬉しい
ちょうど今ミックファイアという地方の怪物が出てきてるしな