いや、起こってるんじゃない
ルイセンコの主張した農法は、擬似化学としか言えない代物だったが、共産主義のイデオロギーに叶うとスターリンは国策にしてしまう
反対した真っ当な生物学者は三千人ほど粛清
ソ連からまともな農業を研究できる人間が、壊滅的にいなくなってしまう
この擬似化学農法はスターリンが死んだから改められたかというと、フルシチョフは路線を受け継いで六十年代半ばまで継続
ソ連本土は勿論、周辺国にも伝播したためにウクライナの飢饉や強制徴収が起こり、またバダバタとひとが死んでいく
生物学者を粛清する政体ではない国々にも広がったが、まともな学習さん達が批判してくれて大規模展開させずに済みましたと
そもそも農業を集団化する段階で数百万人間が収容なら送られて獄死してるのがスタートだし