静子は静一に生きろとも死ねとも言ったことはなかったはず。
だいたい、20年の間にいつでも自殺することはできたのに生きてきたということは、
一郎が見ていたからたとか理由付けしていたけれど、本心では自分が死にたくないからだろう。
今回の静子の幻覚も、本心では死にたくない静一が都合よく作り出しただけだ。
何でもママのせいにしてって醜静子のセリフがあったが、今の静一がそれが当てはまるね。