パロディ。それは気品と際どい描写を兼ね備えた青年マンガを体現したと呼ぶにふさわしいテクニック。
しかし!!この絵画芸術の一技巧に対して陳腐な論評を向ける方が非常に多い!!
無論私も読者の一部が著作権の侵害に懸念を示す意味は理解しています。
ただこのような作画手法に限らずとも、パロディ的描写の利用時はオリジナルを常に尊重するよう重ねて注意する不文律がありまして。
つまり仮に何かをその創作物に感じえたとして、それはパクリではなく、そう見えるよう誘導された別の芸術的意図なのであって。
こちらとしてもそう見られて困るということも特にありませんし、何か非難的な視線を向ける方も単に徒労に終わるだけなのです。
勿論そう見られて全く不快では無いということではありませんので、そういった部分に様々な誤解と認識の齟齬があるわけですね。
その事実をご存知ですかあなた!!

この問題に対し様々な対応も執り行いました。
全校集会で説明し(パクリではない!)校内放送で訴え(パクリとちがう!)コート付近には注意の看板も設置しました(NO!!盗作)
しかしその活動も実らず…止まらぬスレ民の不毛な議論!!
我々は研究定義を同人文学史に絞り分析を重ね、そしてついに一つの結論へ辿り着いたのです。パロディが人目を引く原因とは…
「何か燃えるかも」という可能性であると!!tugeneko先生に作っていただいたこの作品はその可能性を…

「南峰さん!!炎上させるつもりならアンチスレ立てましょ!」
「?ここで結構ですよ」
「いやその一応、パロディだとすら思ってない読者も居るんで…」
「何か問題でも?」
「えっ!?えーと…問題というかなんというか、パクリだと誤解を受けそうという話なのでは…」

あなた、先程の話を全く理解出来てないようですね。いいですか!これは!パクリではなく!
先人のオリジナルを尊重した、盗作とは対極に位置するマンガ技術なんです!
それを見てパクリだなどと…!どうですか上野さん!!こういう輩が何処にでも居るんですよ!!
自らの劣情を物差しとして周りを見ているのです!あなた方の目に掛ればどんなマンガでも手塚タッチに映るのでしょうね!
そんなにエヴァや化物語の二次創作が気になるのであれば、同人誌のカタログでもご覧になればよろしいんじゃないですか!