【タイトル】漢字六文字ぐらいの題だったと思う
【作者名】不明
【掲載誌】ビッグコミック。多分増刊号
【読んだ時期】84~85のいずれかの時期
【ジャンル】ミステリー
【絵柄】どうらく息子の絵に近い
【内容】昭和初期の高等遊民の元に華族家から、身分違いな男と駆け落ちした令嬢を捜し出し、連れ戻して欲しいと依頼が入る。
 むさくるしい眼鏡男がワトソン役。ポーを崇拝するワトソンは「盗まれた手紙」を引き合いに出し「二人はかなり我々の近くにいるのでは」と推理し、実際そうだった。
 二人が離れたくない事を知り遊民は華族家に、捜索が失敗したと噓の報告。恋人達はその後心中。
 ワトソンはこの経験を期に作家になる宣言。「ペンネームは江戸川乱歩にします」と言って遊民に「変な名だ」と一笑に付される。