【ジョジョリオン】ジョジョの奇妙な冒険 Part138(667)★【荒木飛呂彦】
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【ジョジョリオン】ジョジョの奇妙な冒険 Part136(664)★【荒木飛呂彦】
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/comic/1582017998/
VIPQ2_EXTDAT: default:vvvvv:1000:512:: EXT was configured >>589
天和と隕石がほぼ同じかよ
っていうか誤字脱字だらけで給料貰ってるフリップADって、、、
>>603
同意
>>616
連載開始前の大々的な予告ではサンドマンの姉も
主要人物みたいだったな >>628
魅力的な性格のキャラクターだし
能力も魅力的
使い捨てるにはもったいないが
味方側の能力も頭脳戦も粒揃いの強さなのに
ラストバトルまで吉良吉影に苦戦し続ける緊張感
ここには書き尽くせないのが4部
>>656
そういうセリフを吐くキャラクターであって
そういう描写があったわけではない お豆ちゃんのスタンドジョリーンとまったく一緒だな。 鉄塔の上に住んでるのも二番煎じだし
セルフオマージュか知らんけど、ここが違う!という新要素が全くないんじゃやる意味ないよ。 ポッとでの信心カンストキャラ出現は違和感しかなかった >>680
本人が自分の行いとして言ってるのに否定する意味が分からん
ふかしだったらイキった中坊丸出しで余計にダサいし 花都が出てきてもテンポ悪くなるだけ
適当に医院長倒して終わりでいいよ ノリスケ亡きあとの東方家の事業は花都が回して
定助は妹と共に治った?っぽい母のもとへ戻る リフトだけどセルフオマージュは明らかだな
別にあそこは嫌いじゃないけどね
話にどうつながるのかが良くわからないなぁってだけで
まあリフトで戦うバトル漫画なんて他にないだろうしたまにはいいかな程度 ブレインストームの能力も鉄塔戦をしたいから作られたような能力だな
地面に落ちたら敗北、ならどうする?みたいな 自動追跡の能力が多いのはジョジョリオンには「触らない(触れるな、触れてはならない)」のがテーマにあるからだと思う
トゲトゲしたファッションのキャラが多いから SBRの敵キャラでカッコいいのはミセスロビンスンだけだよな >>664
まぁ、そこは時計にさわらないと能力発動できない事で相殺してあげて スピードキングのデザインはいつになったら完成するんだ? 常秀の金が増え続ける呪いの話ってストーリー上なんか意味あったっけ? 振り向いてはいけない小道、みたく
ラスボススタンドを倒す意外な使い方されたりな
カツアゲロードもそんな感じ アレ絶望ナントカのドラえもん盗作騒動にアラーキーがモノ申したんデショw
「ディスられてる奴は作品作ってるけどディスってる俺は何やってんだろうな」
ってそのまんまヤンw ジョジョリオンは話が脱線しすぎ
ジョニィの呪いから遺体に繋げるべきなのに
ロカカカの争奪戦はシリーズと関係無くなってる >>699
特にないのでは
4部はそういうの結構あったしいいんでね 鳩にスタンドヴィジョン要らんよな
そのほうがトリッキーでカッコイイ 6部をアニメ化をしないとSBRのアニメが作られないぢゃないか! あくしろよ! 6部ラストでリセットかかったんだから
6部スキップで7部いけるだろ
3部スキップで2部→4部だとわけわからんが ジョジョ9部は幕末にして鬼の一族(石仮面)を波紋で倒すてストーリーにしてはどうだろう? 前の世界が2011年で終わり
今の世界も2011年だし。
9部の舞台は、わからんよ。 >>707
いやそれ尚更6部やらなきゃ駄目だろ1部から続く話の決着なんだし 出たぞ・・・我がスレのオリコーさんが意見しやがったぞ・・・ 5部までやったんだから6部もやるもんだと思ってるよ
SBRは何度か読んで内容理解できるみたいなとこあるから、そのまま映像にしただけみたいなアニメ化ならやめた方がいいわ メイドインヘブンは能力発動時に、
ステアウェイトゥヘブンは最終回のエンディングロールにふさわしすぎる傑作スタンド名だったわ 1部のオープニングでオラオラは徐倫までやってたよね。 >>715
現状オワコンなのによく言えたもんだなあ
ジョジョリオン描いてるやつよりはマシな仕事するだろ ゼルダの伝説でよぉぉ〜夢をみる島って作品があるよなあ〜〜
「ラスボス(シャドー)が、あれこれ利用して都合の良い現実を作りあげてました」ってやつっスよね〜
その都合の良い現実をリンクが成敗しに行くやつっス〜
この島の住人はジョジョリオンみてーに矛盾してるんだよ〜〜
住人でありながらいつからこの世界にいるのか、歴史がなんにも分かっちゃいねえ〜〜
シャドー=明負
リンク=定助(ジョセフミと吉良)
ってことだよなァ〜?? 夢を見る島のラスボスって鯨か何かじゃなかったっけ? >>721
どこからどこまで間田でどこから誰に交代したんだ…… あれは夢の中の世界でその世界を消滅させないために敵モンスターは戦ってるんだろ? 8部は夢の世界、つまりは誰かの都合の良い世界ってことか。けど矛盾は8部に限らんぞ、多すぎるけど 力と運命の輪とついでに凶悪連結器って、全部全く同じスタントだよね?
星の白金と世界が同じなように 全然違うだろ
車輪が船を強化できるかというとできないはず、多分車しか無理でしょ
鉄塔みたいに個人の何かものへの執着で発現してるのかもしれないし Twitterのトレンドで知ったが今日で還暦なのか…… >>702
脱線というか、普通に最初から構想していた事だろ…
ジョジョリオンの原作知っていれば予想つく事だしな
ついでに日曜でヒマだから元ネタと思われる話について書くわ
◆イースターエッグ
『ジョジョ』全般にも言える事だが、
『ジョジョリオン』という作品には
3種類のイースターエッグが隠されている。
1つ目は『ジョジョ』という作品に関するイースターエッグ、
2つ目は東北地方の伝承に関するイースターエッグ、
3つ目はユダヤ・キリスト教に関するイースターエッグである。
1つ目については要するに過去ネタの再利用であって
『ジョジョ』シリーズを通読してきた者なら
誰でもわかるようになっている。
2つ目については民俗学に詳しいか、
あるいは宮城県民でないとわからないネタになっている。
「壁の目」とは何か、なぜ祠の中に遺体を隠したのか、などだ
ここの住民やファンサイトの連中が語っているのは
ほとんどが@で、せいぜいAまで。
最も重要なBについてはほとんど触れない。 ◆隠されたキリスト教シンボル
『ジョジョ』では神を意味する
DIOという男が殺された後、緑色の赤子となって復活した。
その赤子を手に入れようと近づく者は
どれだけ進んでも赤子へと到達できないよう
スタンドによって守護されていた。
Bのイースターエッグについては同じ事が言える。
キリスト教の門を潜った者でければ、
どれだけジョジョという作品が好きで、何冊読んでいてようが
考察を重ねようが、決して作品の本質に
到達する事ができないようになっている。
元々キリスト教徒はキリスト教が国教化されるまで、
ローマで強い迫害に遭っており、
もし見つかったら一族郎党処刑されるか、
コロセウムで生きたままライオンの餌になる見世物にされるかだった。
同様の事はキリスト教伝来以降の日本の切支丹についても言えた。
そのため彼らは表向きはキリスト教徒である事を隠し、
情報を仲間に伝えるには、
非キリスト教徒が見ても何の事かわからず見落としてしまうが、
キリスト教徒か見ればすぐにわかるような"暗号"を使っていた。
この話はジョジョという作品にも見られる事で、
作者が神学校の卒業生であるためか、
ジョジョの各部には根幹となるストーリーから
何気ないエピソードの中にまで、
こっそりとキリスト教のシンボルが隠されている。
それを知っている者にとっては二重に作品を楽しめるようになっている。 ◆二人の母
たとえば『ジョジョリオン』にはジョセフミの母親である
ホリー・ジョースターという人物が登場する。
対称となるキャラとして、吉良の母親である
空条聖美という人物が登場する。
性格は対照的で、ホリーがきちんと子育てを行い、
病人を救う職業につき、慈悲深い性格であるのに対し、
聖美は子育ては適当で、男遊びが好きな奔放な性格である。
おそらくまともな職業にも就いていないだろうと考えられる。
一方新約聖書の『エヴァンゲリオン』には聖母マリアと
マグダラのマリアという2人のマリアが登場する。
前者はイエスの母で、後者は罪深い存在であるとされ、
一般には娼婦であったと解釈されている。
ホリーも聖美もともに聖なる存在という意味で、
言語の壁を越えれば同じ名前になる。
これは偶然ではなく、前者には聖母マリア、
後者にはマクダラのマリアという
"2人のマリア"が投影されているためだ。 ◆人生を変えた水没事故
『ジョジョリオン』では吉良吉影という男児が
子供に無関心な母親の性格が災いして、
ある日海で溺れて死んでしまう。
しかしホリィによって救われ、
それからはホリィを実の母のように慕うようになる。
吉良とホリーの息子のジョセフミが合体した存在である
定助は、ホリィを自分の母親とまで言い切っている。
このあたりは家出したイエスの"洗礼"にモチーフがあるとみられる。 ◆洗礼の儀式
"洗礼"とは現在では頭にほんのわずかな聖水を垂らすという
簡易方法で行われている儀式だが、
元々は全身を水に沈める儀式だった。
これは悪徳によって穢れ果てた原初の大地が、
ノアの大洪水によって完全に水没し、
邪悪な者たちやネフィリムたちが皆洗い流され、
水がひいて陸地が現れた事で、
神によって"清められた"事に由来するものだ。
水の中に全身を沈める事で一度"死亡"し、
しかる後に水から上げられ、洗礼者によって聖別され、
第二の存在として"誕生"するのである。
イエスはヨルダン川の滸でこの洗礼を受け、
聖霊の加護を受けて初めて"キリスト"となった。
これを境にそれまで母親だったマリアはイエスを激しく批判するようになり、
かわってイエスは新しい伴侶として別のマリアを得る。
吉良吉影も水没する事で一度"死亡"し、
引き上げられた後にホリィに救われて"生まれ変わった"。
それまでの母親と疎遠になったかわりに新しい"母"を得て、
その女性のために命をかけて尽くす事になる。 ◆エジプトへの旅
ジョジョという作品は第一部から第八部まで、
そのほぼ全てがキリスト教をモチーフとした物語となっている。
キリスト教の門外にいる者たちは皮相しか見えず、その深層がわからない。
しかしキリスト教の門を叩いた者は
隠された小ネタがわかるようになっている。
イエスは大工であったとされるが、実際にカペナウムやコラズィンなど
ガリラヤ湖畔にあるイエス時代の村の廃墟に行けばわかる通り、
建物は皆石造りである。
大工というよりは石工(メーソン)であったのだ。
イエスの父ヨセフ(ジョセフ)はメーソンの棟梁(グランドマスター)だった。
しかし聖書で悪の権化とされるヘロデ王が
一帯に生まれた赤子を皆殺しにするよう命令を下すと
ヨセフは子や妻(聖母マリア=ホリィ)の命を守るため、故郷を離れ、
息子イエスを連れてはるばるエジプトへと旅をする事になる。
エジプトにたどり着いたヨセフは
そこでセムメーソンの秘儀を授けられたとも言われる。
このあたりがジョジョ3部の雛型となった物語だろう。
ジョジョ3部でも母ホリィを救うため、ジョセフと孫の承太郎は
ともにエジプトへ向かい、はるばる長い旅をした後、
最終目的地であるDIOの館で、ノートに書かれた秘儀の情報を獲得している。
これらの物語は後にスターダストクルセイダースと名づけられたが、
クルセイダース(十字軍)という名からもわかるように
あからさまにキリスト教のエッセンスがこめられた話である。 ◆永劫回帰
哲学者ニーチェは神(ディオ)が死んだといい、キリスト教の時代の終焉を説いた。
また一方で彼は人間がこれから経験する「未来」は、その全てが
実はすでに経験した「過去」であると説いた。
人間の魂は永遠にループを繰り返す、終わりの存在しない
宇宙の時間の環の中に囚われており、そこから抜け出す事はできない。
人間は何度も死んで新しい宇宙で新しい自己として誕生し、
それまでの記憶を失い、まったく同じ人生を歩んで再び死ぬ。
かつて人々はキリスト教の作り出した「天国」という幻想に逃げる事で
このよるべない魂の孤独や絶望から目をそらしていた。
しかし神が死んだ今、新しい魂の救済方法として、
人間が神の桎梏を克己した、神を超えた"超人"に進化するしかないと説いた。
その先鞭をつけるために彼が著作の中で登場させたのが、
聖職者であるツァラトゥストゥラだ。
またニーチェは『この人を見よ』などの著作で、人が生きる事に対して起きる
怨恨、悲哀、病、絶望などの苦しみから心を解放するための手段として、
「永劫回帰に耐える自己肯定」を主張した。
本来は死によって大部分が失われるはずの前回周の人生の記憶を、失う事なく持ち
これから来る未来に覚悟を抱いておく事が、人を越えた超人になる方法だとした。
それこそが旧い天国思想に代わる新しい救済の境地である"天国"であるとした。
ニーチエはキリスト教を否定し、そこから離れようとしたが、
結局その哲学はキリスト教の持つ強大な引力から逃れられず、
キリスト教を前提にせねば存在しえぬキリスト教論の一派のようなものとなった。 ◆吸血鬼
このキリスト教思想を元にして作られたのがジョジョ6部という物語だ。
旧い神秘思想に叛逆し自らが最初の超人にならんとする聖人ツァラトゥストゥラは
プッチ神父という話の中心人物に投影されている。
その他の部にも話の根幹部にキリスト教の元ネタが見られる。
第1部 ファントムブラッドだが
西洋に古くから見られる血を啜って永遠の命を得る吸血鬼設定は
そもそも聖書のキリスト思想をネガティヴ反転させたものだ。
律法では血を食用にする事や魔術を固く禁じ、
これを犯したものは地獄に落ちるとされるが
これを反転させたのが吸血鬼で、
そのため反属性となるキリストには徹底的に弱い事になっている。
聖書で義の太陽とされ、永遠の光に包まれた天国に住むキリストの反対として
吸血鬼は太陽の光を前にすると消滅し、闇の世界でしか生きられない。
白鳩の聖霊で象徴されるキリストに対し吸血鬼は黒い蝙蝠で象徴され
槍で貫かれて死亡したのちイエスが永遠の生命をもって復活したのに対し
一度死んでかりそめの永遠の命を得て復活した吸血鬼は、
杭で貫かれると死ぬようになっている。
吸血鬼とは神を詐称する偽(アンテ)キリストの象徴であり、
吸血鬼退治物語はそのまま黙示録にある、地上において権勢をふるった
偽キリスト一派を本物のキリストが退治する話のメタファーになっている。 ◆ファントムブラッド
ジョジョ1部においてはディオというキャラクターに
偽キリストのイメージが投影されている。
ディオとは神を意味する名だが、作中の振る舞いは明らかに悪人だ。
モーセが神より授かった十戒には、守らねばならない戒律が順に記されている。
上の3つは聖職者が守るための戒律で、次の3つは一般市民が守らねばならないもの、
次の3つは下層民が守らねばならないもの、
最後の1つは罪人ですら守らねばならないものだ。
5番目の戒律は父を敬え、6つ目は人を殺すな、7つ目は他人の妻を犯すな、
8つ目は盗むな、9つ目は裁判の場で偽証するな、
そして最も重い10つ目の戒律は他人の家を乗っ取るな…だ。
これはかつてサタン一味が神に反逆して天国を乗っ取ろうとした大罪に由来している。
作者は第一部でディオという人物が5〜9の戒律を全て意図的に破る過程を描き、
更に決して破ってはならないとされる10番目の禁が成就直前にまでいく様を描いた。
そうする事でキリスト教構造論におけるDIO=サタンという公式を作り出し
これを倒すよう物語を設計したわけだ。
なお『ファントムブラッド』の人物設定の元ネタは旧約聖書『サムエル記』で
ジョースター家は旧約聖書イスラエル王家、ジョースター卿は初代王であるサウル、
ジョナサンはサウルの息子であるお人よしのヨナタン、
ディオは極貧の生まれで他人でありながらイスラエル王家を継いだダビデがモデルと思われる。
サウルは激しい戦いの涯に床に固定された剣の上にダイブして命を絶ったが
ジョナサンもディオとのバトルの中、床から伸びた槍の上にダイブして決着している。 ◆黄金の風
サタンことルシファーは天地創造前の戦争で自らが神にならんとしたが、
ディオもまたその名が示すように神にならんとした悪魔の象徴だろう。
第2部戦闘潮流は『出エジプト記』ではるばる遠いエジプトに流され、
艱難辛苦の末に宰相として成リ上がったヨセフの話が影響として見られる。
第5部『黄金の風』はキリストとサタンの掛け合い、
レギオンと呼ばれる人間に取り憑いた別人格との戦いなど
キリスト教の中でも特に悪霊(ディアボロ)との戦いのエピソードを元にして作られている。
悪霊らは最後にはキリストの手によって決して救済されえぬ獄に落とされ
永遠に責め苦を受け続ける。
5部のもう一つの元ネタはユングの『元型論』であり、
元型(アーキタイプ)、エゴ、ペルソナ、永遠の少年、英雄、トリックスター、
アニムス、アニマ、老賢者などといったキーワードを知れば
裏のテーマや、ドッピオという少年により象徴されたものが何なのか解り易い。
特に"矢"を巡ってレクイエムと追いかけっこを行い、
そこから進(神)化してボスを倒すラストバトルは
自己の中に潜む影(シャッテン)を克己して
自己(ゼルプスト)に回帰し、神に近づくシークエンスを
バトル漫画化したものとなっており、
『元型論』を知らなければ意味不明なものとなっている。
第7部『スティール・ボール・ラン』は磔刑に処され、
昇天したキリストが、開拓時代の新大陸に降り立ち、
人々に教えを延べ伝えたというモルモン教の教義が根幹になっている。
ラブ・トレインと呼ばれるスタンドについても元ネタがあるが長くなるので省く。
では、第8部の元ネタは何なのか? だからさ
なんでもいいけど荒木は神学校なんか行ってないって
キリスト教系高校を神学校と呼ぶ奴のご高説に説得力も糞もない 朝っぱらからヤベー奴がいるな
お薬飲んだ方がいいぞ そんな事より今日は荒木先生の誕生日だぞ。ついでに俺の誕生日でもあるぞ。祝福しろ。 8部は妄想ネタでいいだろもう
入院してた吉良の見た夢だったで ◆聖なる果実
ユダヤ・キリスト教はその全般を通してみると
"聖なる果実"を巡る物語である事がわかる。
かつて開闢の時代、人類の祖アダムが
エデンの園と呼ばれる管理されたビオトープで暮らしていた頃、
その園には決して食べてはならないとされる禁断の果実が2つあったという。
1つは神と同様、永遠の生命を得られるとされる"生命の樹"の果実。
1つは神をも超える存在になりうるとサタン(ホワイトスネイク)が勧めた、
"死の樹"に生る果実 "知恵の実"である。
アダムと双子の妹にして妻のイブは、本来前者である
生命の樹の果実を相続する予定だった。
しかし後者の知恵の実を食べてしまったため、
自我が芽生え、自ら善悪を判断するようになった代償として、
楽園を追放され、死すべき存在となる事を運命づけられた。 荒木先生の誕生日で若々しいって話題になってたから来てみたけどジョジョリオン面白くなった? ◆楽園追放
神は追放したアダムの子ら(人間)が決して生命の樹に近づけぬよう、
四方を周る炎とケルビムによってこれを護る事にしたと
聖書の序章である『創世記』にある。
四方を護る炎とは太陽表層のプラズマ大気の事であり、
エデンの園は太陽に引き上げられてその内部に隠された事を意味している。
一方で聖書の最終章である『ヨハネの黙示録』では
人類社会の壊滅とそののちに訪れる"次なる世界"について記される。
神は人類史が終焉するとともに、有史以来の全人類を蘇らせ、
魂を選定する"最後の審判"を行う。
選別から漏れた全人類やサタンの眷属は地獄に投げ入れられ、
ついでに黄泉(シェオル)と呼ばれる、最後の審判の日まで
死んだ人間の魂が暮らす事になる世界もまた、
不要として地獄へと投げ捨てられる。
その後に神は太陽と地球を消滅させ、天から"楽園"を招き寄せる。
太陽表層の結界が説かれ、選ばれた者たちのみが
その中にあるエデンの園へと還り、そこに生えた生命の樹の実にあずかり
昼も夜も無くなった新たな高次元世界で
永遠に神とともに生きていくという形で「聖書」の物語は終わりを迎える。
聖書全般を通してみると、人類は死の果実によって楽園を追放され、
そこから人類史が始まり、人類史の終焉の涯に楽園に還り、
生命の果実に与るという流れになっている。 ◆等価交換の原則
人類は禁断の果実によって"知"を得た代わりに、
労せずして生活できる環境を失い、
さらに死すべき定めとなった。
この知恵の実による呪いを"原罪"という。
人類の最大の武器にして財産は知恵であると『タルムード』は説く。
実際にその知恵を駆使して本来の住処だった森を失った猿人は
人類へと進化して荒れ野を切り開き、
新しい住処である人間社会を作り上げた。
しかしどれだけ研究を進めても、どのような手段を試しても、
等価交換で神の与えた"呪い"である
"死"という定めだけは変える事ができなかった。
これは人類がどれだけ世代交代しても同様であった。
この呪いを説く方法がたった1つだけあった。
人類を救うため、それを行ったのが
父なる神エル・エルヨンのひとり子であるヤハウェ神である。
元々ユダヤ教では天の神の"呪い"をなだめるために、
人々は脈々と仔羊を焼いて神へと捧げていた。
しかし当然ながら羊の命などでは罪の代価に釣り合わない。
アダムの罪で神が決めた決定を覆すには、"等価交換"の原則に従い、
"アダム自身"を生贄として捧げるしかないのである。
ヨルダン川の滸で"そのお方"の到来を長く待ち続けていた
洗礼者ヨハネは、初めてイエスを見たとき、
弟子たちに「見よ、あれが"神の仔羊"だ」と言った。
これは彼こそが人類が待ち望み続けた、神に捧げられる
選ばれた"生贄"だという事をさした言葉だ。 ◆"呪い"を解く人物
神は大洪水によって人類社会を一新したが、
第二の祖ノアの長子セムの正統な血を引くアブラハムは
正妻サラとの間にいつまで経っても子供ができなかった。
神はその力で老齢のサラを妊娠させ、最初にして最後の子イサクを産ませた。
100歳になるアブラハムは神に感謝し、このひとり子をいたくかわいがった。
そしてイサクがある年齢に達した頃、神はイサクを殺し
焼いて生贄として捧げるようアブラハムに命令した。
信じていた神から唐突に信じがたい残酷な命令を下された事で
アブラハムは神に逆らってでもイサクを護ろうと懊悩したが、
散々迷った末に神の命に従う事にした。
アブラハムが刃物をふりかぶっていたいけな幼子を殺そうとした瞬間に
神はそれを止めた。
実はこれは人類の未来をどうすべきか、決定するための試金石だった。
そして"等価交換"の原則により、神は自らもただ一人の子供を殺して
生贄として天に捧げ、それによって人類の"呪い"を解く計画を固めた。
その計画のために産み落とされたのがナザレのイエスである。 ◆2つの血脈
『ジョジョリオン』では、イエスのものと思われる
聖なる遺体を穢した事から始まる等価交換の"呪い"が
ジョースターの血脈を100年以上も脅かし続ける事になる。
その等価交換の"呪い"という設定はロカカカの実に引き継がれ、
東方家はこのグウィネヴィアの果実の力によって
"呪い"を克服しようとするが、
これについても他人に"呪い"を押し付けるのみに過ぎず、
"呪い"の消滅という根本的な解決にはなりえない。
この負の連鎖を断ち切るための役割を帯びた存在として、
『ジョジョリオン』の主役である定助という人間が"誕生"する。
この人物は人類の呪いを断ち切るために誕生した
『エヴァンゲリオン』の主人公であるイエスに相当する役割を帯びている。
なお、アブラハムの子イサクはヤコブを設け、
このヤコブの12人の子がイスラエル十二支族となり、
古代イスラエル人の祖先となった。
だがアブラハムはサラに先立ち奴隷との間に子供を設け、
これを追放したため、セムの血脈は古代イスラエル人と
アラブ人の2つに分かれる事となった。
『ジョジョリオン』でもジョースターの血脈は
ジョニィが東方理那との間に設けた東方家の血脈と
ジョースター家の血脈(吉良・ホリィ・ジョースター、
吉良吉影、虹村京)といった2つに分かれる事となる。 ◆処女懐胎
本来人間は両親の遺伝子を合成したものを
自らの遺伝子として母の腹から誕生する。
しかし神の子ヤハウェはこの手段を取らず、
全ての人類の遺伝子の根源に眠る始祖アダムの遺伝子だけを元に
処女懐胎によって、アダムと全く同じ肉体を得て
この世に生まれたという。
このため新約聖書(ローマ人への手紙、コリントの信徒への手紙)では
ヤハウェが人して受肉した存在であるイエスの事を
「第二のアダム」と呼んでいる。
聖母マリアの夫はヨセフだが、イエスは遺伝子的には
ヨセフの子ではなく、もっと言えばマリアの子ですらない。
むしろ彼女たちの"太祖"なのである。
この事はユダヤのラビたちとの論争の中でも
イエスが「太祖アブラハムが生まれる前から"わたしはある"」と答えて
周囲を激昂させ、殺されそうになったエピソードからも見て取れる。
ここでイエスが述べた"わたしはある"はヘブライ語で言えばYHWH、
ユダヤの唯一絶対神ヤハウェをさし、
自分がヤハウェだと名乗ったのも同然だからである。
ちなみにアダムとはアダマー(土)の事。
『ジョジョリオン』でもイエスに相当する主人公の定助は
女の腹から生まれたのではなく、土の中から"生まれ"ている。 ◆"呪い"の消滅
イエスはユダヤ全土を巡り、障害者や様々な病に侵されている人々を
"奇跡"によって癒した。
伝道の旅を終えると、最後にエルサレムに入り、
「一粒の麦もし死なずば多くの実を結ばぬ」と述べて自らの死を示唆。
イエスがまさか死ぬ事を望んでいると知らなかった使徒たちは驚いた。
イエスはまず神殿で商売をする者たちの店を壊し、
営利主義の祭壇を破壊する事で警察に目をつけられるよう計らった。
さらに最後の晩餐で使徒ユダに通報するよう命じて、
自ら進んで捕縛され、裁判でも自らが処刑されるよう誘導し、
結果として当初の"計画"通り磔刑に処された。
イエスは自らの命と短い人生を捧げものとして父なる神に捧げた。
これによってアダムが犯した罪が、全く同じアダムの肉体が捧げられた事で
"等価交換の原則"で帳消しになり、
"神の魂"が捧げられた事で"等価交換"の原則で、
アダムに追放と死の運命を命じた父なる"神の命令"も帳消しになった。
これによって神の赦しが下り、初めて人類の呪いが解かれ、
人類は最後の審判の後に追放された楽園に戻り、
永遠の命を得られる木の実を食べらる権利が回復されたという。
これがキリスト教の基本となる教義だ。 ◆救世主
イエスが「救世主」と呼ばれるのはこの偉業のためだ。
天には膨大な天使おがおり、地上にも膨大な数の人類が生まれ落ちた。
しかしその誰もが"等価交換の原則"を満たせないため、
どのようにしても死の呪いを解く事はできなかった。
神の子であるイエス以外の何者にも成し遂げられな行為だったからだ。
"救世主"という言葉が比喩でよく使われるが、
大抵は悪人を倒して世直しをしたり、弱者を救ったり、
世の中を便利にした人物のようなスケールの小さい意味で使われる。
しかし本来はそのような矮小な意味ではない。
ユダヤ教にとっては"油注がれた王"の事だが
キリスト教にとっては死という制度を廃した事で、
"世界のシステムを作り変えた唯一の存在"をさす称号であるわけだ。 ◆エヴァンゲリオン
新約聖書の中核をなす『エヴァンゲリオン』(福音書)とは何か──?
一言でいえば、それは人類全体にかけられた"呪い"を、
1人の人物が"等価交換の原則"によって解く物語である。
そしてこの『エヴァンゲリオン』を元にして作られたのが
『ジョジョリオン』という物語だ
ジョジョという作品はそれまでの7つのパートを見ればわかる通り、
そもそもがキリスト教をモチーフにした作品だ。
しかしそれまで『エヴァンゲリオン』を主題とした話はなかった。
そこへ『ジョジョリオン』というタイトルの新連載の告知だ。
キリスト教徒からすれば、このタイトルだけで
第8部が何となくどのような内容であり、どのような展開になるか
連載前からあらかた予想がついた。
『ジョジョ』という作中で見られる様々な不可解なイベントについても、
作者が一体何を書きたいのかも、作者と同じ思想をベースにしており
その本質をもとより掴んでいるがために
何となく理解する事ができる。
しかし"蚊帳の外"の存在である、大部分の一般読者──
非キリスト教徒には、元ネタがある事すらわからず、
作者が何を書きたいのかもよくわからない。
理解のレベルが皮相だけにとどまり、作品全体の本質を
永遠に掴むことができないわけだ。 そもそもjojo がJoshua joseph (キリスト)の略なんだっけ? それを端的に示しているのが「第5部のラストバトルが意味不明」
「6部のラストがまつたくわからない。作品全体のリセット?」
「ジョジョリオンで作者が何を描きたいのかサッパリわからない」
などなどといった、よく見られる感想だ。
漫画を読んでの理解が本質にまで到達できていないわけだ。
ついでに言えばひょっとするとジョジョの最後の部になる
可能性がある第9部も、これまでの例から見てキリスト教がモチーフであり、
今度は聖書の最終章であるヨハネの黙示録あたりを
根幹設定にする可能性もある。 漫画の感想だかを長文で語りたい気持ちは分かるけど
それを書く場が5ちゃんねるしかない人間は今の時代おかしいわ あれだな「ここはお前の日記帳云々〜」を今使うことになろうとは 考察でも出来いいとかまともな考察ならいいけど内容がこじつけ、低レベルな事実誤認が多くてバカらしすぎる
休校でヒマな生徒か学生かな ここまでやるなら宗教と言い張ったほうが良くないか?
信者同士傷の舐め合いくらい出来るだろ こういうイカれ妄想野郎も、その素質がプラスに働けば漫画家にでもなれたのに
マイナスだと5ちゃんでぶつぶつ独り言を言うしかないんだな アイドルでも小説家でも、全部競争よ。
落伍者から青葉が誕生する。 ◆岩の民
イエスが去った後、人々には"天の国"に入れる権利が与えられた。
その権利に最も近しい者たちが"岩の民"だ。
イエスは伝道を開始した際、まずはガリラヤ湖のほとりで
漁をしていたシモンという男に声をかけた。
そして「お前の名は"岩"だ」と名付けた。
「私はお前を人間を取る漁師にしてやろう」
「やがてお前の上に聖堂が建てられるだろう」
岩の事をアラム語でケファ、ギリシア語ではペテロという。
その男は最初の使徒にして12使徒の筆頭たる"ペテロ"となり
イエスが天に去った後に自らが礎となって"キリスト教団"を作り上げた。
ローマの彼の墓がある岩の上には巨大な教会が建てられ、
「サン・ピエトロ大聖堂」(聖なる岩の教会)と呼ばれ、
そこを拠点とするヴァチカン市国は、世界中のキリスト教徒の中心地となった。
「もはや崇拝しかない──ここに神殿を建てよう」
「アイアムザロック──私は岩だ」
ペテロの墓には今日もまた
世界中からキリスト教徒らが吸い寄せられている。 ◆八木山
キリスト教はイエスが最初に予言したように、
"岩の上に作られた聖堂"に例えられる。
そこに属する信徒らは"岩の人間"であり、
現世の出来事しか眼中にない一般の人間たちとは異なり、
天国に入るため──更にはその地に生える
"生命の樹の実"を食べるために
信仰に人生を捧げているのである。
なおユダヤ教から枝分かれしたイスラーム教も同様に
"岩"の宗教であり、アブラハムが息子イサクを
燔祭の生贄として捧げようとした岩のある場所で
開祖ムハンマドは大天使ジブリールに導かれ、天国に昇る体験をした。
そのためエルサレムの神殿の丘にあるその場所に
"岩のドーム"を建て、今なお聖地として祀っている。
それを信仰するムスリムたちもまた"岩の民"である。
ついでに言えば杜王町のモデルとなる仙台は
伊達政宗によって開府されたが、
この人物は厳しい切支丹取締りの風潮と
責任ある立場ゆえに大っぴらにはできなかったものの、
まぎれもない切支丹であった。
政宗の居城がある青葉山という巨大な"岩"の周辺に
仙台藩の重鎮たちが集まって生活していた。
そのすぐ南麓に広がるのが八木山という地である。
人の命の儚さは昔から東西でよく露に例えられたが
青葉山の東麓、八木山の入口付近には政宗の墓所である瑞鳳殿がある。 ◆麻薬と宗教
アヤワスカ、イボガ、麦角菌、朝鮮朝顔、ソーマ、ベニテングダケ、
ペヨーテ、大麻、マジックマッシュルームなど
古代の宗教は東西を問わず、いずれも幻覚物質の接種がセットになっていた。
これを禁じたのがキリスト教であり、十字架上のイエスが
苦痛を和らげるために差し出された麻薬の接種を拒んだのに端を発する。
中世になってキリスト教会はいまだに幻覚物質を使い続ける
土着の古代宗教の大弾圧に乗り出した。
近代医学がちょうど誕生した時期とこの時期は重なっており、
民間医療では様々な草から薬効成分を持つものを選んで服用していた。
当然それらの中には幻覚作用を持ったものも含まれ、
それらを混ぜ合わせて皮膚から接種して浮遊体験をする
"魔女の膏薬"と呼ばれる薬がヨーロッパで流行していた。
これらを販売していた民間の麻薬販売業者は
魔女狩りと呼ばれる運動によって摘発され、
見せしめのために人目につく場所で処刑された。
告発と尋問によって幻覚物質を摂取し、幻覚を見ていた事が
明らかになった者らも続々処刑された。
特に問題視されたのはワルプルギスに代表される
幻覚物質を接種して地母神を祀る古代祭祀を行っていた者たちで、
彼女らも徹底的に根絶された。
大航海時代によって開かれた新大陸でも人々は上から下まで、
オロウリキやテウナナカトルトといった麻薬漬けの生活を送っていた事が記録されており、
キリスト教会は人々を麻薬から切り離すため、
麻薬と不可分の旧い宗教信仰からキリスト教への改宗を断行した。 ◆ローリングストーン
キリスト教会は世界中で同じ麻薬根絶運動を行い、
日本も縄文時代から戦後しばらくまでずっと大麻漬けだったのが、
フリーメーソン機関であるGHQの統治と
麻薬や大麻の接種を禁止する法律の成立によって状況が改善された。
表向きは長い間途絶えていた、麻薬と宗教のセットだが、
戦後になって再びニューエイジ思想という"宗教"と麻薬接種がセットになった
ヒッピー運動として大復活を遂げる。
そして麻薬常習者たちの間でキリスト教の礎たる"岩"を
転覆させる事をテーマとして作られた音楽が、
ロックンロール(転がる岩)というジャンルだ。
今では本来の意味であるキリスト教会にかわって、
一般にロックといえばこの音楽をさすようになった。
まさに"悪魔が神になり替わった"のである。
神が厳格な戒律で人間を支配し、服従と秩序を求めてきたのに対し、
サタンは人類に独立と自由を囁き、混沌を好んだ。
ロックはそのサタンの思想に共感したもので、自由と反抗をテーマにした曲となっている。
そのためパープルヘイズ、グリーンデイ、ザ・クラッシュ、
ハイ・ハイ・ハイ、デイトリッパー、コールド・ターキーなど、麻薬にまつわる曲名も多い。
『ジョジョ』という作品に登場するスタンドという守護霊の名は
多くがこのロックミュージックの曲名から取られている。
一見全く無関係に見える事だが、そもそもロックとは
反キリスト教的立場をとるキリスト教から生じた思想の一派であり、
スタンド名も大元をたどればキリスト教の影響下となる。 ◆岩人間
『ジョジョリオン』には岩人間という存在が登場する。
ロカカカの実を狙う連中で、
人類とは別系統の進化を辿った硅素生命体らしい。
『聖書』にも別系統の人類が登場する。
原初の人類を監視するために天から派遣された者たち『エグリゴリ』。
彼らが禁を破って人間の女たちと交わった結果生まれた
異種人類『ネフィリム』だ。
『エノク書』などによるとその暴虐さから人類を滅ぼしかねないネフィリムらは
ノアの大洪水でほとんど皆殺しにされ、
エグリゴリらははるか地底のタルタロスに幽閉されたという。
しかしその一部は生き残った。
ずっと後に大災厄でエジプトを脱出した古代イスラエル人らは、
ネフィリムの子孫らと戦ってこれを倒し、
彼らの土地にイスラエル王国を建国する。
ネフィリムは巨人だったとされ、神話構造的に言えば
ギリシア神話において天上のオリンポス神族との戦いに敗れ、
タルタロスに幽閉された巨人・タイタン一族の事でもある。
創作ものではよくタイタン族は岩石の身体をもって描かれる。
要は"岩人間"だ。 ◆硅素生命体
なお自然界の生物は全てが炭素をベースにして作られている。
これに対しSF作品では広大な宇宙には炭素をベースにして自然発生した
地球上の生物とは異なり、硅素をベースとして発生した
岩の生物たちもいるのではないかという考察から、
"硅素生物"が登場している。
ただし炭素も硅素も自然界に多く見られる物質だが
炭素が非常に多くの物質と結合して
多種多様な性質をもった物質に変化するのに対し
硅素は酸素以外の元素とほとんど結びつく事がなく、
変化のバリエーションが乏しい。
硅素にとって自然界で最もありふれた形態の二酸化硅素は水に溶けない。
また異常に沸点が高く2200度にもなるため、柔軟に形状を変える事が難しいのと
生物化しても気体をエネルギー源として呼吸できない。
多様な存在に分化できる可能性がはじめから閉ざされている。
以上の事から炭素をベースとした様々な素材の組み合わせで作られた
地球上の既存の生物と異なり
硅素生物はあくまでフィクション上だけの存在であり、
現実に存在する可能性はどのような環境の星を想定しても
まずないと考えられている。
ジョジョリオン登場する岩人間は硅素ベースというよりは
全身の水分を抜いたクマムシやワムシ、ボウフラのような乾眠状態に入れる
人間に似た生物とでもいうべき存在っぽい。 ◆クリスマス
キリスト教で最も有名なイベントはクリスマスだろう。
世界で最も有名な誕生日を祝う祭だ。
しかしそれはこんにち一般に信じられているような
イエスの誕生日を祭った日ではない。
冬至の日に行われる同じような祭儀は世界各地でみられるが、
特にローマで果物や作物を豊かに稔らせる
大地の神サトゥルヌスを祀った、
サトゥルナリアと呼ばれた祭儀が元ネタである。
ローマ神話の神サトゥルヌスはギリシア神話ではクロノスといい、
タイタン一族の王である。
英語ではサターンといい、土星の名前の語源にもなっている。
サトゥルは豊かな実りをもたらす偉大な存在である反面暴君だった。
巨大な鎌をもって自分の父を殺した死神であるとともに、
自らの玉座を脅かす可能性があるというだけで
実の息子たちを全員食い殺した怪物である。
近づくだけで殺されかねない恐怖の存在である。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています