【ジョジョリオン】ジョジョの奇妙な冒険 Part138(667)★【荒木飛呂彦】
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
!extend:on:vvvvv:1000:512
スレ立ての際は↑を2行以上にする事
次スレは>>970
>>2に関連サイト >>3にFAQ
※前スレ
【ジョジョリオン】ジョジョの奇妙な冒険 Part136(664)★【荒木飛呂彦】
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/comic/1582017998/
VIPQ2_EXTDAT: default:vvvvv:1000:512:: EXT was configured >>646
サバスに貫かれたときに1回目のレクエム化して無くなった いま打ち切りにされても
最後まで連載しても評価変わらんだろ 操作出来ないけど反射するACT1と
操作と能力デザイン出来るけど反射しないACT2があるんデショ。 GEは生命を作り出す
レクイエムは死を繰り返す
真逆の能力だな 真実に向かおうとすると厄災幼女がぶつかってくる
GERっぽくもあるな院長の能力 逃れようのない運命にどう立ち向かうかって言うのがジョジョのテーマだからな >>654
恐怖を克服し、心の平穏を願い、未熟な過去に打ち勝ち、運命を克服する
やり方は違えども みんな同じ志を持っていたね・・・ 透龍出てきてからは面白いけどどうしても投げっぱなしになってる設定や矛盾が気になってしまうのが辛いわ8部 腕や脚だけ攻撃して戦闘不能にしても意味が無い、
リンゴォの即死でしか勝負がつかない本気の命のやり取りが「男の世界」ナンデショ。
それで鉄球の技術を極めた戦闘強者で相手の生死さえ選べるがゆえに、
無意識に不殺程度に手加減しちゃうジャイロと
肉体的にどん底で自分のためだけに戦うからこそ殺人でもためらわないジョニーの差が表れた。 んで、リンゴォが相手を殺した場合は、
致命傷じゃない限り自分がどんなダメージでも
巻き戻さずに怪我を受け入れないといけないから、
それほどリンゴォだけ一方的にいい思いが出来てるわけじゃないノヨ。 >>659
互いの全能力を出し合って戦うのは卑怯ではないってことなんじゃないの そもそも命のやり取りに卑怯もくそもないかと。DIOは時止めるから卑怯だと? まあ確かに卑怯っちゃ卑怯だよな
特にスタンド使えない一般人との決闘でも
即死しない限り巻き戻して何度でも戦えるのは
本当に男らしいのかという謎はある
相手も自由意志で戦ってるというよりリンゴォから喧嘩売ってるしw >>663
卑怯ったら違うかもしれんが
これが「男らしい」「公平な」勝負なの?って疑問は言われてみればあるな
何か違うな〜と思う人がいても不思議ではない 一般人相手でも防御にスタンドを使って
攻撃を弾いてるわけじゃないから条件は変わらないデショw つまりリンゴォを倒せる条件はスタンドの有無は関係なくて、
初手から本気で殺しに来る暗い炎があるか無いかだけってコトヨ。 >>666
いや条件は全然違うでしょ
例えば敵がリンゴォと同じ銃の腕で、勝ち/負け、負けた側が即死する/即死しないが全部五分五分だとして
マンダムなし同士で戦えば勝率は50%だけど
片方だけマンダムありにするとそっちが67%くらい勝つ
負けても何度でもおかわりできるのは強みだよ
まあマンダムまで含めて実力って考えなんだろうけどな ジョニーとHPとジャイロを見るにリンゴォは勝負でほぼ即死させてるネw
致命傷ぐらいだと自分も致命傷を負ってるから巻き直しで
モチロン相手も致命傷を負う前に戻るから条件は同じ。 ォについて何か書き込もうと読み直したらただただ面白かった リンゴの能力でどうやって迷子にするのかわからない。
角を曲がる瞬間はどうやって把握してるんだろう なんでリンゴォってボスじゃないのに
時時間関係なの? 当時のスレは「えっボスじゃないのに時間系??」みたいな感じで困惑してたのかな? >>589
天和と隕石がほぼ同じかよ
っていうか誤字脱字だらけで給料貰ってるフリップADって、、、
>>603
同意
>>616
連載開始前の大々的な予告ではサンドマンの姉も
主要人物みたいだったな >>628
魅力的な性格のキャラクターだし
能力も魅力的
使い捨てるにはもったいないが
味方側の能力も頭脳戦も粒揃いの強さなのに
ラストバトルまで吉良吉影に苦戦し続ける緊張感
ここには書き尽くせないのが4部
>>656
そういうセリフを吐くキャラクターであって
そういう描写があったわけではない お豆ちゃんのスタンドジョリーンとまったく一緒だな。 鉄塔の上に住んでるのも二番煎じだし
セルフオマージュか知らんけど、ここが違う!という新要素が全くないんじゃやる意味ないよ。 ポッとでの信心カンストキャラ出現は違和感しかなかった >>680
本人が自分の行いとして言ってるのに否定する意味が分からん
ふかしだったらイキった中坊丸出しで余計にダサいし 花都が出てきてもテンポ悪くなるだけ
適当に医院長倒して終わりでいいよ ノリスケ亡きあとの東方家の事業は花都が回して
定助は妹と共に治った?っぽい母のもとへ戻る リフトだけどセルフオマージュは明らかだな
別にあそこは嫌いじゃないけどね
話にどうつながるのかが良くわからないなぁってだけで
まあリフトで戦うバトル漫画なんて他にないだろうしたまにはいいかな程度 ブレインストームの能力も鉄塔戦をしたいから作られたような能力だな
地面に落ちたら敗北、ならどうする?みたいな 自動追跡の能力が多いのはジョジョリオンには「触らない(触れるな、触れてはならない)」のがテーマにあるからだと思う
トゲトゲしたファッションのキャラが多いから SBRの敵キャラでカッコいいのはミセスロビンスンだけだよな >>664
まぁ、そこは時計にさわらないと能力発動できない事で相殺してあげて スピードキングのデザインはいつになったら完成するんだ? 常秀の金が増え続ける呪いの話ってストーリー上なんか意味あったっけ? 振り向いてはいけない小道、みたく
ラスボススタンドを倒す意外な使い方されたりな
カツアゲロードもそんな感じ アレ絶望ナントカのドラえもん盗作騒動にアラーキーがモノ申したんデショw
「ディスられてる奴は作品作ってるけどディスってる俺は何やってんだろうな」
ってそのまんまヤンw ジョジョリオンは話が脱線しすぎ
ジョニィの呪いから遺体に繋げるべきなのに
ロカカカの争奪戦はシリーズと関係無くなってる >>699
特にないのでは
4部はそういうの結構あったしいいんでね 鳩にスタンドヴィジョン要らんよな
そのほうがトリッキーでカッコイイ 6部をアニメ化をしないとSBRのアニメが作られないぢゃないか! あくしろよ! 6部ラストでリセットかかったんだから
6部スキップで7部いけるだろ
3部スキップで2部→4部だとわけわからんが ジョジョ9部は幕末にして鬼の一族(石仮面)を波紋で倒すてストーリーにしてはどうだろう? 前の世界が2011年で終わり
今の世界も2011年だし。
9部の舞台は、わからんよ。 >>707
いやそれ尚更6部やらなきゃ駄目だろ1部から続く話の決着なんだし 出たぞ・・・我がスレのオリコーさんが意見しやがったぞ・・・ 5部までやったんだから6部もやるもんだと思ってるよ
SBRは何度か読んで内容理解できるみたいなとこあるから、そのまま映像にしただけみたいなアニメ化ならやめた方がいいわ メイドインヘブンは能力発動時に、
ステアウェイトゥヘブンは最終回のエンディングロールにふさわしすぎる傑作スタンド名だったわ 1部のオープニングでオラオラは徐倫までやってたよね。 >>715
現状オワコンなのによく言えたもんだなあ
ジョジョリオン描いてるやつよりはマシな仕事するだろ ゼルダの伝説でよぉぉ〜夢をみる島って作品があるよなあ〜〜
「ラスボス(シャドー)が、あれこれ利用して都合の良い現実を作りあげてました」ってやつっスよね〜
その都合の良い現実をリンクが成敗しに行くやつっス〜
この島の住人はジョジョリオンみてーに矛盾してるんだよ〜〜
住人でありながらいつからこの世界にいるのか、歴史がなんにも分かっちゃいねえ〜〜
シャドー=明負
リンク=定助(ジョセフミと吉良)
ってことだよなァ〜?? 夢を見る島のラスボスって鯨か何かじゃなかったっけ? >>721
どこからどこまで間田でどこから誰に交代したんだ…… あれは夢の中の世界でその世界を消滅させないために敵モンスターは戦ってるんだろ? 8部は夢の世界、つまりは誰かの都合の良い世界ってことか。けど矛盾は8部に限らんぞ、多すぎるけど 力と運命の輪とついでに凶悪連結器って、全部全く同じスタントだよね?
星の白金と世界が同じなように 全然違うだろ
車輪が船を強化できるかというとできないはず、多分車しか無理でしょ
鉄塔みたいに個人の何かものへの執着で発現してるのかもしれないし Twitterのトレンドで知ったが今日で還暦なのか…… >>702
脱線というか、普通に最初から構想していた事だろ…
ジョジョリオンの原作知っていれば予想つく事だしな
ついでに日曜でヒマだから元ネタと思われる話について書くわ
◆イースターエッグ
『ジョジョ』全般にも言える事だが、
『ジョジョリオン』という作品には
3種類のイースターエッグが隠されている。
1つ目は『ジョジョ』という作品に関するイースターエッグ、
2つ目は東北地方の伝承に関するイースターエッグ、
3つ目はユダヤ・キリスト教に関するイースターエッグである。
1つ目については要するに過去ネタの再利用であって
『ジョジョ』シリーズを通読してきた者なら
誰でもわかるようになっている。
2つ目については民俗学に詳しいか、
あるいは宮城県民でないとわからないネタになっている。
「壁の目」とは何か、なぜ祠の中に遺体を隠したのか、などだ
ここの住民やファンサイトの連中が語っているのは
ほとんどが@で、せいぜいAまで。
最も重要なBについてはほとんど触れない。 ◆隠されたキリスト教シンボル
『ジョジョ』では神を意味する
DIOという男が殺された後、緑色の赤子となって復活した。
その赤子を手に入れようと近づく者は
どれだけ進んでも赤子へと到達できないよう
スタンドによって守護されていた。
Bのイースターエッグについては同じ事が言える。
キリスト教の門を潜った者でければ、
どれだけジョジョという作品が好きで、何冊読んでいてようが
考察を重ねようが、決して作品の本質に
到達する事ができないようになっている。
元々キリスト教徒はキリスト教が国教化されるまで、
ローマで強い迫害に遭っており、
もし見つかったら一族郎党処刑されるか、
コロセウムで生きたままライオンの餌になる見世物にされるかだった。
同様の事はキリスト教伝来以降の日本の切支丹についても言えた。
そのため彼らは表向きはキリスト教徒である事を隠し、
情報を仲間に伝えるには、
非キリスト教徒が見ても何の事かわからず見落としてしまうが、
キリスト教徒か見ればすぐにわかるような"暗号"を使っていた。
この話はジョジョという作品にも見られる事で、
作者が神学校の卒業生であるためか、
ジョジョの各部には根幹となるストーリーから
何気ないエピソードの中にまで、
こっそりとキリスト教のシンボルが隠されている。
それを知っている者にとっては二重に作品を楽しめるようになっている。 ◆二人の母
たとえば『ジョジョリオン』にはジョセフミの母親である
ホリー・ジョースターという人物が登場する。
対称となるキャラとして、吉良の母親である
空条聖美という人物が登場する。
性格は対照的で、ホリーがきちんと子育てを行い、
病人を救う職業につき、慈悲深い性格であるのに対し、
聖美は子育ては適当で、男遊びが好きな奔放な性格である。
おそらくまともな職業にも就いていないだろうと考えられる。
一方新約聖書の『エヴァンゲリオン』には聖母マリアと
マグダラのマリアという2人のマリアが登場する。
前者はイエスの母で、後者は罪深い存在であるとされ、
一般には娼婦であったと解釈されている。
ホリーも聖美もともに聖なる存在という意味で、
言語の壁を越えれば同じ名前になる。
これは偶然ではなく、前者には聖母マリア、
後者にはマクダラのマリアという
"2人のマリア"が投影されているためだ。 ◆人生を変えた水没事故
『ジョジョリオン』では吉良吉影という男児が
子供に無関心な母親の性格が災いして、
ある日海で溺れて死んでしまう。
しかしホリィによって救われ、
それからはホリィを実の母のように慕うようになる。
吉良とホリーの息子のジョセフミが合体した存在である
定助は、ホリィを自分の母親とまで言い切っている。
このあたりは家出したイエスの"洗礼"にモチーフがあるとみられる。 ◆洗礼の儀式
"洗礼"とは現在では頭にほんのわずかな聖水を垂らすという
簡易方法で行われている儀式だが、
元々は全身を水に沈める儀式だった。
これは悪徳によって穢れ果てた原初の大地が、
ノアの大洪水によって完全に水没し、
邪悪な者たちやネフィリムたちが皆洗い流され、
水がひいて陸地が現れた事で、
神によって"清められた"事に由来するものだ。
水の中に全身を沈める事で一度"死亡"し、
しかる後に水から上げられ、洗礼者によって聖別され、
第二の存在として"誕生"するのである。
イエスはヨルダン川の滸でこの洗礼を受け、
聖霊の加護を受けて初めて"キリスト"となった。
これを境にそれまで母親だったマリアはイエスを激しく批判するようになり、
かわってイエスは新しい伴侶として別のマリアを得る。
吉良吉影も水没する事で一度"死亡"し、
引き上げられた後にホリィに救われて"生まれ変わった"。
それまでの母親と疎遠になったかわりに新しい"母"を得て、
その女性のために命をかけて尽くす事になる。 ◆エジプトへの旅
ジョジョという作品は第一部から第八部まで、
そのほぼ全てがキリスト教をモチーフとした物語となっている。
キリスト教の門外にいる者たちは皮相しか見えず、その深層がわからない。
しかしキリスト教の門を叩いた者は
隠された小ネタがわかるようになっている。
イエスは大工であったとされるが、実際にカペナウムやコラズィンなど
ガリラヤ湖畔にあるイエス時代の村の廃墟に行けばわかる通り、
建物は皆石造りである。
大工というよりは石工(メーソン)であったのだ。
イエスの父ヨセフ(ジョセフ)はメーソンの棟梁(グランドマスター)だった。
しかし聖書で悪の権化とされるヘロデ王が
一帯に生まれた赤子を皆殺しにするよう命令を下すと
ヨセフは子や妻(聖母マリア=ホリィ)の命を守るため、故郷を離れ、
息子イエスを連れてはるばるエジプトへと旅をする事になる。
エジプトにたどり着いたヨセフは
そこでセムメーソンの秘儀を授けられたとも言われる。
このあたりがジョジョ3部の雛型となった物語だろう。
ジョジョ3部でも母ホリィを救うため、ジョセフと孫の承太郎は
ともにエジプトへ向かい、はるばる長い旅をした後、
最終目的地であるDIOの館で、ノートに書かれた秘儀の情報を獲得している。
これらの物語は後にスターダストクルセイダースと名づけられたが、
クルセイダース(十字軍)という名からもわかるように
あからさまにキリスト教のエッセンスがこめられた話である。 ◆永劫回帰
哲学者ニーチェは神(ディオ)が死んだといい、キリスト教の時代の終焉を説いた。
また一方で彼は人間がこれから経験する「未来」は、その全てが
実はすでに経験した「過去」であると説いた。
人間の魂は永遠にループを繰り返す、終わりの存在しない
宇宙の時間の環の中に囚われており、そこから抜け出す事はできない。
人間は何度も死んで新しい宇宙で新しい自己として誕生し、
それまでの記憶を失い、まったく同じ人生を歩んで再び死ぬ。
かつて人々はキリスト教の作り出した「天国」という幻想に逃げる事で
このよるべない魂の孤独や絶望から目をそらしていた。
しかし神が死んだ今、新しい魂の救済方法として、
人間が神の桎梏を克己した、神を超えた"超人"に進化するしかないと説いた。
その先鞭をつけるために彼が著作の中で登場させたのが、
聖職者であるツァラトゥストゥラだ。
またニーチェは『この人を見よ』などの著作で、人が生きる事に対して起きる
怨恨、悲哀、病、絶望などの苦しみから心を解放するための手段として、
「永劫回帰に耐える自己肯定」を主張した。
本来は死によって大部分が失われるはずの前回周の人生の記憶を、失う事なく持ち
これから来る未来に覚悟を抱いておく事が、人を越えた超人になる方法だとした。
それこそが旧い天国思想に代わる新しい救済の境地である"天国"であるとした。
ニーチエはキリスト教を否定し、そこから離れようとしたが、
結局その哲学はキリスト教の持つ強大な引力から逃れられず、
キリスト教を前提にせねば存在しえぬキリスト教論の一派のようなものとなった。 ◆吸血鬼
このキリスト教思想を元にして作られたのがジョジョ6部という物語だ。
旧い神秘思想に叛逆し自らが最初の超人にならんとする聖人ツァラトゥストゥラは
プッチ神父という話の中心人物に投影されている。
その他の部にも話の根幹部にキリスト教の元ネタが見られる。
第1部 ファントムブラッドだが
西洋に古くから見られる血を啜って永遠の命を得る吸血鬼設定は
そもそも聖書のキリスト思想をネガティヴ反転させたものだ。
律法では血を食用にする事や魔術を固く禁じ、
これを犯したものは地獄に落ちるとされるが
これを反転させたのが吸血鬼で、
そのため反属性となるキリストには徹底的に弱い事になっている。
聖書で義の太陽とされ、永遠の光に包まれた天国に住むキリストの反対として
吸血鬼は太陽の光を前にすると消滅し、闇の世界でしか生きられない。
白鳩の聖霊で象徴されるキリストに対し吸血鬼は黒い蝙蝠で象徴され
槍で貫かれて死亡したのちイエスが永遠の生命をもって復活したのに対し
一度死んでかりそめの永遠の命を得て復活した吸血鬼は、
杭で貫かれると死ぬようになっている。
吸血鬼とは神を詐称する偽(アンテ)キリストの象徴であり、
吸血鬼退治物語はそのまま黙示録にある、地上において権勢をふるった
偽キリスト一派を本物のキリストが退治する話のメタファーになっている。 ◆ファントムブラッド
ジョジョ1部においてはディオというキャラクターに
偽キリストのイメージが投影されている。
ディオとは神を意味する名だが、作中の振る舞いは明らかに悪人だ。
モーセが神より授かった十戒には、守らねばならない戒律が順に記されている。
上の3つは聖職者が守るための戒律で、次の3つは一般市民が守らねばならないもの、
次の3つは下層民が守らねばならないもの、
最後の1つは罪人ですら守らねばならないものだ。
5番目の戒律は父を敬え、6つ目は人を殺すな、7つ目は他人の妻を犯すな、
8つ目は盗むな、9つ目は裁判の場で偽証するな、
そして最も重い10つ目の戒律は他人の家を乗っ取るな…だ。
これはかつてサタン一味が神に反逆して天国を乗っ取ろうとした大罪に由来している。
作者は第一部でディオという人物が5〜9の戒律を全て意図的に破る過程を描き、
更に決して破ってはならないとされる10番目の禁が成就直前にまでいく様を描いた。
そうする事でキリスト教構造論におけるDIO=サタンという公式を作り出し
これを倒すよう物語を設計したわけだ。
なお『ファントムブラッド』の人物設定の元ネタは旧約聖書『サムエル記』で
ジョースター家は旧約聖書イスラエル王家、ジョースター卿は初代王であるサウル、
ジョナサンはサウルの息子であるお人よしのヨナタン、
ディオは極貧の生まれで他人でありながらイスラエル王家を継いだダビデがモデルと思われる。
サウルは激しい戦いの涯に床に固定された剣の上にダイブして命を絶ったが
ジョナサンもディオとのバトルの中、床から伸びた槍の上にダイブして決着している。 ◆黄金の風
サタンことルシファーは天地創造前の戦争で自らが神にならんとしたが、
ディオもまたその名が示すように神にならんとした悪魔の象徴だろう。
第2部戦闘潮流は『出エジプト記』ではるばる遠いエジプトに流され、
艱難辛苦の末に宰相として成リ上がったヨセフの話が影響として見られる。
第5部『黄金の風』はキリストとサタンの掛け合い、
レギオンと呼ばれる人間に取り憑いた別人格との戦いなど
キリスト教の中でも特に悪霊(ディアボロ)との戦いのエピソードを元にして作られている。
悪霊らは最後にはキリストの手によって決して救済されえぬ獄に落とされ
永遠に責め苦を受け続ける。
5部のもう一つの元ネタはユングの『元型論』であり、
元型(アーキタイプ)、エゴ、ペルソナ、永遠の少年、英雄、トリックスター、
アニムス、アニマ、老賢者などといったキーワードを知れば
裏のテーマや、ドッピオという少年により象徴されたものが何なのか解り易い。
特に"矢"を巡ってレクイエムと追いかけっこを行い、
そこから進(神)化してボスを倒すラストバトルは
自己の中に潜む影(シャッテン)を克己して
自己(ゼルプスト)に回帰し、神に近づくシークエンスを
バトル漫画化したものとなっており、
『元型論』を知らなければ意味不明なものとなっている。
第7部『スティール・ボール・ラン』は磔刑に処され、
昇天したキリストが、開拓時代の新大陸に降り立ち、
人々に教えを延べ伝えたというモルモン教の教義が根幹になっている。
ラブ・トレインと呼ばれるスタンドについても元ネタがあるが長くなるので省く。
では、第8部の元ネタは何なのか? だからさ
なんでもいいけど荒木は神学校なんか行ってないって
キリスト教系高校を神学校と呼ぶ奴のご高説に説得力も糞もない 朝っぱらからヤベー奴がいるな
お薬飲んだ方がいいぞ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています