>>858
さいごまで、と言ってるのが最後か最期なのかは婆ちゃんしかわからんやろ。
恋愛脳の川合は最後まで、と受け止めて微笑ましい夫婦だとしか思わなかった。川合はある意味素人の読者目線を代表する役回りだからそれでいい。でも藤は最期まで、と感じてそこに危うさを覚えた、ということ。
介護に行き詰まって、近親や施設、行政を頼ればいいのに、って普通の人間が言う状況で、旦那や妻、親を人に預けるのは忍びないと思いつめて無理心中するケースなんてのは珍しいほどのものじやない。
誰が悪いというのではなく、ストレスで正常な判断が出来なくなってる。有名なのは伏見の事件で、プロの裁判官が涙したという