>>951
重要なのは警官が実況見分調書を作ると言うこと
実況見分調書は、その場で何があったかを細かく書いて関係者に間違い無いというサインをさせるんだけど
これに、前の車がブレーキをかけたので追突した、などと書かれてサインしたらもう終わり。
キップは切られるし、保険会社の査定でも相当不利になる事は間違い無い。

作中でも触れられているが、警官は毎日毎日流れ作業のようにこんな事をしているので、「まーたこれか」みたいな感じで
自分の考えたシナリオに沿って実況見分調書を作ってチャッチャと済ませようとする。

そこでサインの拒否をするのだが、調書を否定するという事は青キップのサインも拒否するという事で
こうなると、サイン拒否という事で処理される。
サインを拒否すると、調書は検察に送られて、後日検察から呼び出しが来る。その時に検事が出てくるという事。
但し、検事は基本こっちの話は聞かない。(不起訴相当の場合はそもそも出頭要請書を送らない)
キップのサインを拒否してる時点で、反則では済まなくなっているので、略式裁判を受けるように言う。
そして略式裁判だと100%有罪になる。
最後のチャンスとして、略式裁判も拒否して本本裁判にすることが出来るが、まあこっちでもよほど完璧な証拠を新たに出すとかしない限りまず勝つことは不可能。

なので警察は青キップや調書のサイン拒否しても余裕綽々で、損するのはお前やでwと高圧的に出てくる
(ただ本裁判までいくと、現場の警官も証人として出席しないといけないので、本音では警官も面倒臭くて嫌)

だから、デタラメな調書のサインを強要してくる警官には、その場で抗議して何が何でも調書を書き直させるのが重要と言う事。
サインしてしまうと恐らく弁護士もまず引き受けない。