うーん個人の読み方によるところはもちろんあるんだけど
叙勲式でマダムレッドが「あなたはもう家族も同然だわ」って声をかけるとしっかり悪魔顔で「家族などとおこがましい、私は〜」って言って見せた上すかさず契約者を食う気満々でいたのが元々のセバスなんだよね
サーカス編でも分かりやすくやらかしてるけど坊ちゃんはそういう悪魔の性質をとっくの昔に知っているから未だに「お前が一番信用出来ない」と言っていたりする

マダムが言うように端から見ればまるで家族のように親密で息の合った主従なのに実際本人同士に情らしい情はないし甘えもないということ

だけどそれまで一緒に悪戦苦闘してきた分だけお互いの根性の悪さや欲への正直さへの信頼も確かだということ
この辺が豪華客船編の一蓮托生な主従の肝なんだと思って読んでたな、自分は