奥先生の漫画は超リアルな背景にリアルにいそうな人々を書き
テレビやSNSも含めてリアルに描いて
社会問題を風刺したりする所もたまらなく好きリアルさに更に輪郭をもたせてる
そこに突然異質な物や異様な状況を放り込んだらどうなるかを丹念にシミュレーションする4巻で言うと恋人を失った外国人と母親を失ったガキと友達を失った女子高生の極限状態での合流
半ば狂った警察官の抵抗と無力感と焦燥
パピコを乗せたヘリでの異質な世界を見るまでの自衛隊員達の普通の会話
破壊神が街に現れた時の絶望感
とにかくコマはバンバン進むのに街や人の描き方が丁寧でリアルに伝わるからドキドキする
人は死ぬ時はあっけなく死ぬし
世界が終わりかけても恋心は消えないし
モラルが緊急事態でひっくりかえる時の社会や人の滑稽さ
俺は奥先生の漫画にオチや理屈は望まない
スーパーリアルな過程を楽しんで興奮してる
早く5巻待ち遠しい