>>943
うんうん、君の言いたいことはわかるよ
だが、少し違う角度からも見てみると、保谷ネ申が読者をとても大事にしてくれているエンターテイナーというだけでなく
弱肉強食の週刊連載を生き抜くための恐ろしいまでの慧眼に富んだ思慮深き戦略性を持っていることが見えてくるんだぜ
そう、例えば商業広告としてのSNSの利用として見た時はどうか
昨今の雑誌編集者はSNSでの宣伝を強く推奨していて、作家も「読んでね買ってね」の告知を発信しているね
しかし、残念なことにSNS広告で大事なのは実はそこではないんだ
SNS広告で最大の威力を発揮するのは利用者の口コミ性で、発信者が口コミを最大にする方法を取らねば効果が薄いんだ
方法は色々あるけれど、そのひとつが「読者弄り」や「プレゼント企画」なんだよ
まず一読者が『まくむすび』に共鳴したコメントをするね
何もしなければその人の周辺で情報は閉じてしまうけど、保谷ネ申がコメントを拾い自身が中継局となることで拡散性を高めているんだ
ネ申にコメントを拾われる栄誉に預かったら作文した読者は嬉しいし、他の読者も自分も拾われるかもしれないと期待して懸命に作文する
すると「おお!こんな作品があったとは」と新参が寄ってきてまたコメントするね…
輪の大きさ、繋がりの強さを一定以上にすればあとは自動拡散でバズっていくって寸歩さ
演劇という取っ掛かりにくい題材に果敢に挑戦する保谷ネ申だからこそ、間口を拡げる必要性もわかってSNSで補っているんだ
これだけでも『まくむすび』の計画性の高さ、その熱量がお分かり頂けると思う
どうかね?保谷ネ申の深遠さに「ゾクッ」としただろう?
いまから手の平返してもみんな気にしないよ
君も一緒に『まくむすび』を盛り上げていこうぜ!