>>912
・包丁人味平
料理のラーメンのスープの出汁や麺の腰とかに少年漫画のバトルのギミック掛け合わせ
プロの苦心している部分と漫画のダイナミズムの相乗で料理漫画に重層性を与えた
・美味しんぼ
本物の豆腐とかたかが料理漫画に文化論を掛け合わせて食を題材に何でも語れる、
日本も社会批評も食文化も世界も文明も語れるものにしてしまった
・孤独のグルメ
作り手側ではなく普通に市井の生活人から見た食のあり方、生活の中の外食や食製品に対するスタンス、
その格好付け、照れ、恥ずかしさ、誇り、含羞、憤り、哀歓を語る視点を漫画にしてしまった

しかし、確かに孤独のグルメの方向では東海林さんがいたんだな

まあ、食をエンターティンメントとして語る物も
食を文化論や生活批評として論じる物も死ぬほど蓄積があったから
味平も美味しんぼも出てこれたんだが