やっぱ怖いっスね、ハゲタカ外資の感度1000倍攻撃は

東京証券取引所の株式売買システム「アローヘッド」で9日、
障害が発生し野村証券など約40社経由の売買が一時執行できなくなった。
被害額などは現時点で不明だが、買い注文が執行できず日経平均株価の下げ幅拡大にもつながった。
過去にも度々発生した取引所のシステム障害だが、今回の原因はメリルリンチ日本証券による大量の電文不正送信という。10日朝には復旧する見通しだ。

野村は午前11時半から1時間弱、売買受け付けを停止。
SMBC日興証券では取引開始から2時間弱、大部分の取引ができなかった。みずほ証券や三菱UFJモルガン・スタンレー証券なども含め、
システムにつながる90社中40社弱に影響が出た。個人投資家を中心に売れずに損失を被ったり、買い損なったりしたケースが続出した。

夕方の会見で、東証を傘下に持つ日本取引所グループの横山隆介最高情報責任者(CIO)は「ある証券会社の大量の電文の不正送信」と述べた。

会見では明らかにしなかったが、この証券会社はメリルリンチ。
毎朝、東証の取引サーバーと証券会社の発注システムを接続するために行う電文の送信に「通常の1000倍」の量を送ったことが障害につながったという。