バレ

どこかのマンションの屋上にいる丑島と滑川
「丑島ァ遅えぞォ〜戌亥は!?」
「来ねェーよ、滑川…」

滑川は屋上の手すりに腰掛けて今にも飛び降りてもおかしくない感じ。
それを見る丑島。
「死にてーなら黙って死ねよ滑川……どーして俺の携帯にあんな言葉を残したんだよ?
お前の言葉が頭にこびりついて俺もイカレちまったよ。男はヤクザにガンガン寄って来られると引くンだぞ滑川。
俺もお前も誰かに必要とされたかっただけだよな…どんな場所でも1位になれば、必要としくれる人がきっといるって思ってた。
だから俺は必死で闇金やってたンだ…」

下を向く丑島。
「でも間違いだった……」

「お前は最初から俺を必要としてくれた……」
涙ぐむ丑島。

「滑川……なんで死んだ?」
滑川を抱きしめる丑島。(ギュッ…)

「一方的すぎてずりーよ!!」
涙と鼻水と涎を流して叫ぶ丑島。

「こっちは何も言えないンだぞ、滑川ぁ〜〜!!」
俯瞰で屋上の二人を見開きで描写して終わり。

■あの日の思いが今、ぶつかる――!!
次号、Cカラーで新たな脅威が・・・!?