例えばスポーツものだとライバルと戦って和解して、主人公のピンチを元ライバルのチームメイトに助けられたりするじゃん。
ヤンキーマンガもそんな感じ。

太閤記だと、蜂須賀小六、竹中半兵衛、宮部継潤、黒田官兵衛とスカウティング、
加藤清正、福島正則、石田三成等の育成。
敵だった宇喜多、毛利、上杉も味方にしてアゴで使う。

そうやって仲間に支えられて組織を作って大業を為す。

でも岩明均はそういう正統派ヒーローの物語は書かない。

岩明均の主人公は、組織に在っても入り込み切れずに外部の観察者の目を持ってしまう。
そこを主君に買われることもあるけど。