わたしの名前、笑美莉って言うんだけど、この名前のせいで子供のときから
「絵文字だ!絵文字だ!」って言っていじめられ続けたの
顔つきもさっぱりしてたから小・中学校ともロクな想い出もない。
高校に入学してから少しでも強くなってやろうと思って友達をたくさん作った。
ここでもやっぱり「絵文字だ!絵文字だ!」ってからかわれたけど、気にせず一生懸命友達とイチャイチャした。
丸一年が経った頃にはわたしのコミュ力は見違えるほどたくましくなった。
いつの間にかわたしのことをからかう子はいなくなっていた。
そんなある日、学校のトイレで同級生とばったり出会った。
忘れもしない、修学旅行最後の夜、わたしを視姦し続けた奴だ。こっちを見てにやにや笑っている。
わたしは無視することにして、そいつの脇を通り抜けようとした。そのとき
「絵文字のパンツの柄は、やっぱり絵文字だったりするのか?」そいつが小声で囁いた。
わたしの血管がブチ切れた。もう昔のわたしじゃない。そいつの胸倉を掴んでそのままトイレの個室へ。


そいつも最初は顔を真っ赤にして抵抗したけど、わたしが抱きつくと真っ青になっていった。
唇に一発、キスを食らわすと簡単に倒れこんだ。一年間磨き続けたコミュ力だ。
わたしは胸倉を掴んで、そいつの顔を引き寄せた。
「二度と絵文字だって言うな!」
「悪かった!許し…!」そいつは泣き叫ぼうとしたが、わたしは許さなかった。
わたしのキス、一発、一発が彼女への復讐となった。
どれぐらい続いただろう、相手が失神しそうになるのを見ていよいよ仕上げに入る。
残りの全精力を費やして舐りまくり、フィニッシュはそいつの口内に唾液を注ぎ込んだ。いっぱい出た。
「二度と絵文字だって言うな」
舌を抜きながら最後にもう一度そう繰り返して、わたしは立ち去った。
心も体もすっきりした。
本当に良かった。