秀忠「その方、父御(石舟斎)は好きか?」
宗矩「(石舟斎の激怒した顔を思い浮かべながら)大嫌いでござる!」

秀忠はにたりと笑った。同類を認めた満足の笑いである。この笑い一つで宗矩は秀忠の腹心となった。

若先生の絵でみたいわ