だから芸妓の雪姉が客と寝てるといっても
それは特定の旦那ーパトロンであって
金を払えば誰でも彼でもというわけではないのだ
そして旦那になった男は芸妓の生活費はもとより着物代や
場合によってはその兄弟の学費まで払うのが花柳界のしきたりなのだ
竹宮惠子の『紅にほふ』がそのあたりのことを描いてる