時系列、少し修正するよん♪(^0^)/

●1928年6月4日、張作霖爆殺事件。1932年3月1日、満州国建国。
●霊王こと芒狂雲は黒社会では有名で、翁は「玉玲は霊王の許嫁」という密約を隠したまま青幇の主要幹部や潘玉玲や楊
美玉とも会わせていた。拳志郎は霊王とは面識が無かった。1932年クリスマスイブ、青幇と十六股党の秘密会議に紅華会
が爆弾を投げ込んだ。拳志郎は裏切り者の翁洪元を暗殺し、紅華会にも殴り込んで壊滅寸前にまで追い込んだ。潘光琳は
左腕の傷の痛みを痩せ我慢しながら拳志郎との別れを済ませた。この直後に霊王が魏教父を暗殺。霊王は暗殺後すぐに潘
兄妹の前に現れ、翁との密約があった事を告げたが、そこで玉玲の拳志郎への愛を知ってしまう。光琳は青幇の後継幇主と
なり、それからしばらくはいい時代を過ごした。1934年、紅華会御大・章烈山は霊王を刺客として雇い、青幇への報復に
成功した。霊王は直後に満州まで行って、元「張作霖将軍の正規軍」であった「王攬把の部隊」に玉玲を預けた。飛燕が玉玲
を見たのは昔「北平漂局」の仕事で満州まで来た時。部隊は満州国建国後も残って戦っていたが、玉玲を預かって暫くして
から満州を追われ、流浪の馬賊となって河北省まで流れて来た。玉玲は「平原で生きる術」を満州で教わり、満州を追われる
仲間達を命懸けで守った。仲間達から母の様に慕われる様子を飛燕は見聞きしていた。
●1935年4月6日、溥儀が初来日。拳志郎が上海へ舞い戻ったのも1935年。
●ギーズとソフィーは「上海のフランス租界の沙発花園の洋館(今は廃屋)」で生まれたユダヤ系フランス人。その後両親は
ソフィーだけを連れて本国フランスへと移住した。ソフィーはドイツ人のペーターと恋仲になってドイツに移り住んだが、1935
年9月15日制定のニュルンベルク法とユダヤ人弾圧の危機感から遠い上海目指して出国した。