2巻まで読んだ
この作品の世間的評価としてテンポが良いというのをよく聞いたけど、そうか?
もの凄くノロノロして感じた
編集王みたいな作品と比べるのは酷かもしれないが、希釈感が強い

ただそれ以外ではつまらなくはない
主人公の暴力は振るう理由にちゃんと正当性と一貫性があるし、
支離滅裂な所があってもツッコミが外部から入るから決してマンセー物語ではない

小説描写が薄いというのは同意だが、まあこんなもんでしょという感じでそれは気にならなかった
たとえば主人公の才能が芸術やスポーツなら、周囲の人間に凄さが視覚的に分かるから
軋轢が生じてももっと違った形になるだろうし、だから小説という分野で良いんだと思う