つくみずがツイッターに描いていたシュレディンガーの精神つ物質
作中でチトが図書館で見つけたショーペンハウアーの意志と表象としての世界
どちらも古代インドのウパニシャッド哲学の影響を受けていて
結論を言えば肉体の死とともに人は解脱できるという思想になる

これはつくみずの思想の根底にもなっていて少女終末旅行もそれに従って描かれているんだよね
とすればつくみずは二人を生かすというラストは取らないと思う
いろいろな意味深な加筆はつくみずの遊びであってそれに踊らされる人も当然出てくるのは仕方ないんだが
作品の根底でもあるつくみずの思想を知ればあれがどんなラストであるか理解できると思う