ゲンカクに襲いかかった緑山を柔道であっさり投げ飛ばし、裸絞めで落とす
寸前に緑山が懐からドスを取り出してゲンカクの横腹に突き立てようとしたが、
レイナの機転でスーツの下に防弾チョッキを着込んでいたゲンカクには効果なく、
あっさり絞め落とされてしまう。それを見た組員が顔色を変えてゲンカクに襲い
かかって来たたが、これまたあっさり投げ飛ばされ、後頭部を激しく打って失神。
騒ぎを聞いて他の組員が駆け付けて来て、ゲンカク絶体絶命かと思われた所に、
本橋組長と沢木と銀ちゃんが顔を出し、騒ぎは収まる。
実は沢木はゴージャスプレイの繁盛ぶりを耳にし、銀ちゃんに話を聞いていて、
店の取り分や女の子の扱いなどについて、「これは参考になる」と考えて、
傘下のデルヘルの待遇を改善し、逆に収益を上げていた矢先だったのだ。
銀ちゃんは銀ちゃんで矢代の入院を知って病院に急行し、事情を聞いた後に
沢木に連絡を取り、一緒に本橋組に乗り込んで来たと言う訳である。
最終的に沢木と銀ちゃんとゲンカクから話を聞いた本橋は、試しに自分の所でも
ゴージャスプレイの流儀を取り入れてみようと考え、この一件は手打ちとなる。
そしてゲンカクは沢木や本橋からも一目置かれる存在となり、大団円を迎える。

そして後日譚、デリヘル経営が妻にバレて散々絞り上げられたゲンカクは、
その後一切妻に頭が上がらなくなったばかりか、経営の実験を妻に奪われ、
ここに新たに浪速のデリヘル女王が誕生したと言う事である。

銀「デリヘルの主役は女の子だす。主役を大切にして収益を上げるのが商売の本道でっせ……」