>>785
ギリシア神話ではペルセフォネは冥府に落ち、母の大地母神デメテルは嘆き悲しんだ末に
生きたまま冥府に下ってペルセフォネを助けに行く。
しかしペルセフォネは既に冥界の食べ物を食べてしまったため戻れなくなったという。
しかし限られた期間だけは地上に戻る事が許され、デメテルとともに地上に行く。

地上に戻ったデメテルは怒り狂って醜い老婆になり、天界を捨ててアッティカのエレウシスへと住み着き、
こうなってしまった原因のアスカラポスへの罰として、冥界の入口に巨岩を置く。
ペルセフォネは冥界の王妃として長く冥府に君臨する事になる。


日本神話では大地母神イザナミは黄泉に落ち、兄のイザナギは嘆き悲しんだ末に
生きたまま黄泉に下ってイザナミを助けに行く。
(古語で妻の事を妹背と呼ぶのは語源となったイザナギ・イザナミが実の兄妹婚だから)
しかしイザナミは既に黄泉の食べ物を食べてしまったため戻れなくなったという。

地上に戻るイザナギをイザナミと醜女たちが追い、
イザナギは彼女らを封じるために黄泉の入口に巨岩を置く。
イザナミは「地上の人間らを毎日1000人ぶっ殺してやる!」と叫び
黄泉の女王として長く君臨する事になる。

イザナミに倣って次回あたりでしれっとアイオロスが
「魔皇拳は1人殺せば解除できたが、魔神拳は1000人殺すまで解除できない」とか言いそうだな