>>695
背中を押したというよりも「選べ、あたしか、南さんか」と選択を突きつけた感じだな。
真子は南を選んだ。真子に取って「大切さ」は、ゆりに対しても南に対しても大きくは変わらない。
そして一方は友達といて、もう一方は孤立して泣いている。
真子はこのシチュエーションならば泣いている方を選ぶ。そういう娘だ。
これから先、真子は南を孤立から守る存在だ。南が人から嫌われれば嫌われるほど、真子に頼らざるを得なくなり、
真子の価値はそれで高まっていく。共依存関係の完成だ。

ゆりが「行けば」という前に真子が行動していれば、黒木グループに戻るルートもありえたろう。
しかし、それももうなくなった。