語られる背景はかなりシリアスだけど表面上はそうならないよう作者が気を遣っているのがみえる
静が売られそうになる場面も一族自刃まであった会津戦争の敗戦側の姫なんか、無血開城の江戸の世間知らずの姫に複雑な思いを抱えていそうだしべとべとのぐちょぐちょにしてやりたい気持ちもあったかもしれないところを結局情けをかけてあげる
ここまで作者によっては何話かかけるかもしれないネタを3ページで、しかも多用してきたト書きは皆無
シリアスにはあえて多くを語らないが情感は持たせるのがこの作品の方向なんだろう