ヤンキーはいきなり本物を見てしまったから
小説家のハードルを高く設定しすぎてしまってるね。
前作を20万部売ったリカですらまだ小説家と認めてなさそうだw

確かに響のような上から数えた方が早いレベルの一握りの小説家になるのは
今から異様さをビンビン漂わせてないと絶対無理かもしれないけど
あゆゆとか中原あたりのレベルならなれないことはない。

プロの小説家とも言ってるから進学校のヤンキーらしくちゃんと生活設計込みで
すぐ消えたり専業で食えないのは小説家じゃないという含みかもしれないけど
絶対的に数が出にくい純文よりもエンタメ狙いのサキはその点有利
(ミステリーが売れてる分野かどうか知らんけど)。

それに少なくとも響の在学中はプロの編集ふみが部誌をチェックしてるのは確実で
そこで才能の片りんさえ示せば小論社はラノベ部署もある大手総合出版社らしいので
適切なところに紹介してもらえるかもしれないコネは知らんうちに密かにある。

まあ無謀にも響と張り合おうとしてるのが見え見えのサキを
潰れないうちに正気に戻そうと気遣ったんだろう。
優しいね。