今回の芥川賞のノミネートにも山本春平の名がある。
しかし彼のような暗い人間には応援の感情移入ができない。
いくら響に自殺を止められて改心したからと言って。
かと言って20代の現役アイドルなんか安易に選んで欲しくない。
芥川賞自体が響含めて色物みたいに見えてくる。
山本の前年落選作は「豚小屋の豚」だった。
彼に求めたい明るさは「豚小屋の豚子」を書くこと。
主人公はテレビ局の2年目の女性社員。2年目のくせに自分が所属していないアニメ部署を馬鹿にして
そこの先輩をアニメ部署所属というだけで 馬鹿にする豚相当の女。
彼女はやがてそのテレビ局をクビになる。
原因はそのアニメ部署の敏腕プロデューサーにより、この作家の名前を書ける?と
言われて書いたら、「うん、女子高生みたいだ」と誉められ頭を掻いて喜ぶ。
そのサインは本人に無許可番組の契約書に使われた。
これが無許可の偽造だったことが社長はじめ上層部にばれた。
そのプロデューサーは責任をとらされ減給謹慎処分となったがクビにはならなかった。
原因は許可がとれたものとの思いこみ違い。
プロデューサーは豚子をなじる。キサマ!許可のサインを貰って来いと言ったのに
自分で偽造サインなんかしやがって!と。
責任は豚子がとらされた。
豚子はその後プロデューサーを襲い刺殺した。
プロデューサーは死ぬ直前豚子に言った。「やはりキサマは本物ではない」
豚子は豚小屋に留置された。

つまらん長文をスマンW