フリードリヒ亡き後、リヒテンラーデの狙いは我が一族の繁栄と安定だろう
フリードリヒ亡く、グリューネワルト伯爵夫人が後宮を辞したあとは利用できるだけ利用して使い捨てるつもりだった
門閥貴族はラインハルト個人の能力を必ず見誤ることになってるから、彼個人ではなく地位に付随するものと考えている武力はどうとでもなると思っていたのではないか
また下級貴族出身のラインハルトに嫁ぐというのは、彼らの感覚からしたら貧乏くじを引かせることになる
エルフリーデ・フォン・コールラウシュは彼女自身の態度からするにリヒテンラーデ公爵当人に可愛がられていたのだろうし、そんな発想には至らないと思われる