とっとと手を切りたい坂崎だけれど
むしろこの後も娘共々関わってきそうな感じがしてしまいますね。

前半の堕落ぶりがひどいカイジでしたけれど、それがそれこそエネルギーを蓄える冬眠期だったどてもいうかのように
それまでの単に金を返すマイナスからゼロからへの勝負だったのが金を得続けるプラスの勝負になっていったり
9割理で渡ってきたはずが直感力や流れや相手の気配といったものを読み取る能力を発揮してきたりと
ギャンブラーとして本格的に覚醒してきている感じがしてきますが
反面、常人の持つブレーキが壊れつつあるギャン中に堕ちていったりという不安のある形にもなってきています。
本人は堕天録一巻で「詰まる所自分は真面目に働くだのどうより、勝つ方がいい。」という考えに至っていたことなどを考えると坂崎という甘える対象を無くした今、
アカギか零のようにギャンブラーとして開き直って伝説を生み出しながら金や女や裏社会でのコネなどを得続けて生きていくのか
有り余る金で自堕落に生きていくのか改めて気になりますね。