9巻でのエンシーや11巻でナインが炎を使った時の漢字のオノマトペが好きだな。
あれは今後ナインや超帝國GTMが活躍する機会があったらまたやってほしい。

トーンワークは個人的に全く気にならないな。
線画の時点で質感をチマチマ描き込んでるから
あれ以上トーンで技巧に凝られても画面が五月蝿くなるだけだし。

まあオノマトペにしてもトーンワークにしてもコマ割の独特さにしても
普通の漫画雑誌の連載作品だったら編集者に矯正されてしまう拙さや粗が
結果オーライでワンアンドオンリーのテイストになってるフシはあるw
「どの漫画作品にも似てない永野護固有の漫画作法」を確立出来てるんだけど
それ故に、いつか誰がFSSの漫画制作を引き継いだとして
「どこにでもある普通の上手い漫画作品」に成り下がってしまうのでは?という懸念がある。