【モーニング】山田芳裕 『ヘうげもの』 最期之席
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最終巻、上田殿で始まって上田殿で終わるのは
作者その辺も計算して描いてたのかね 最終巻読みました。
結局織部は沖縄にいたんですか?
蚊遣豚の意味はなんでしょうか?
教えて下さい >>682
>結局織部は沖縄にいたんですか?
いた。南国風の把手、緑釉等、
織部にしか発想しえないような造詣の豚が置いてあったから。
>蚊遣豚の意味はなんでしょうか?
織部が沖縄にいたということを示すもの。
あと、もともと蚊遣豚は起源が定かでないから
織部発ってことに作者がしたってこと。 あと、とくに織部本人じゃなくても
織部の美をまるごと継いだような存在でも可、かな? >>683
緑釉とひょうげた形に琉球から影響された取っ手つきの陶器、織部くらいしか思いつかんってわけ 風神雷神図は、びじゅチューンのイメージも重ねるとなんか面白い >>684
フェイスブックの作者のコメントから察するに、これだろうと思う。 自分鹿児島市に住んでて豊臣秀頼の墓(仮)も近所にあるらしいんだけど、
民家の中にあるらしく何度か探したんだけどまだ見つけられてない。 最後の蚊遣り豚はゲヒの意思を継いだ秀頼が作ったもののような気がするなぁ
最終段のテーマは「継承」だからゲヒ本人でなくてもいい
むしろ本人でない者に、精神が継承されているとも取れる暈し方
意表を突いて実は死んでいなかった魚屋とか、確実に殺したはずなのに数寄の力で蘇った織部でもいいや 織部の走馬灯(仮)で出てきた宗匠の鉄拳は「お前はそういうキャラじゃねえから」と「俺の真似するんじゃねえ、数寄はそういうのじゃない!」
の二つのメッセージを織部自身が感じ取ったのか 腹ぶっ刺して体調壊した清正よりも深く刺した古希の老人だからなあ…
いいとこ薩摩までだろうと思うけど…
その先は重嗣や重元ら息子たちか、秀頼の血を継ぐものか、それとも他のひょうげを受け継ぐものかはわからないけど >>692
「それがあなたなのです」忘れんな
ってことだと読んだ 今日25巻買ってきて読んだ
最終巻で今までの連載のいろいろな伏線が一気に回収されてたな
あと最後の上田宗箇の顔が実にいい笑顔だったな
作品を締めくくるにはふさわしかったわ
織部が史実通り本当に切腹を果たして死ぬよりも
どこかへと生き延びていったラストの方が暗くならずに読後感がいいし
へうげものの題名にも合うしな 25巻読んだ
単独でもいい最終回だったけど通しで読んでもいい最終巻だなぁ 実写とか要らんから編集の煽りがキッチリ入ってるバージョンが欲しい 江戸時代に蚊取り線香なんてないだろうとぐぐったら
線香はないけど蚊取り豚はちゃんとあったんだな お前らの中で蚊遣豚見て笑った人間いるの?
あんなの見ただけで笑うなんて昔はよほどつまらん世界だったんだな 笑うかどうかはさておき
あれを見て面白いと思わないほうがむしろ気の毒 そりゃデパートで売ってるのとは違う
死に別れた筈の友人で師匠を探す旅の終わりだからな
しかも蚊取り豚、当時どうだか知らんけど茶器よりは格が落ちるだろうソレをあえてってのがな
余談だが夏にアウトドアメーカー「スノーピーク」の蚊取り豚を見たな
アレは酷い品だった これは織部は本当は生きていたのか?
を語り合うことはよくても
はっきりとさせてしまうのは野暮ってもんですよ
織部は生きていたのかもしれない。あの場で死んだのかもしれない。
あれは織部のひょうげを受け継いだ誰かだったのかもしれない。織部本人だったのかもしれない。
小堀は横領したかもしれないし、しなかったかもしれない。
ただ、織部が残したかったものは受け継がれていく。
どちらとも取れる表現を各々が受け取り考えて思うこと。
最終巻で伝えたかったことはそういうことなんじゃないですかねみなさん 作中では未決定(はっきりさせてない)でも上田殿や読者には決定的である、でいいんじゃないかな 史実とは違って上田殿は餓死してなかった
では織部は・・・? 1650年は又兵衛も上田殿も死んだ年だったっけ、残ったのは宗和くらいで 最終巻、加藤景信どのに浦井新兵衛に本阿弥光悦、
松永に明智に信長、秀吉、利休に宗二に…
とみんなでてきたと思ったが、そうか
ギリギリ金森宗和は出てないのか… 墓見てると左門は一応秀頼一行に付き添ったのかね。
「羽柴家崩壊」だと秀頼への忠誠とかなくて
織田家再興の野望があったらしいけど。 >>709
24巻の最後の話に出ているせいでぎりぎり入らなかったのです
>>710
史実通りにすると左門はマジでどうしようもないクズになっちゃうので
宗達に土下座して「もう頼るやつは誰もいねえ」って独白したからこそ、依頼を引き受けたので へうげものの左門は髭嗣が傾奇者切り捨てた時も「合戦の経験のないオレは甘いのか」と自嘲したり可愛げあるからな。
「羽柴家崩壊」の左門だと「どうせ織田の血を引くオレを家康は殺せねーだろ」とか高くくってた節あるけど。 大河ドラマって8月末ぐらい発表だから、内々定ってことは無いか。
浅利陽介4年ぶり3度目に期待。 大河ドラマで大金時とか青大将とか我が大筒とか見れるのか 勃起したおチンチンをこれみよがしに凝視しないでください 作中の茶器を現実では紹介ってのはアニメの時にやったから
こんどは現実の文物を作中の登場人物に見て欲しい 全部やるとしたら清正が具志堅やるのは難しいだろうな、迫真の演技の回もあるし 茶碗をバリバリ食ったりロケットパンチを繰り出したりするもんな とにかく第一話〜信長「ひょうげたやつよ!」までを実写で見てみたい。
30分や1時間じゃ短すぎる気もするが…2時間ドラマならちょうどいい気がする 第一話から攻城シーン出て来るし
昨今の全部スタジオセット撮影で済ませる
日本の歴史ドラマだとしょぼいのが出来上がりそう 25巻読了いたし候。すごい盛りだくさんだった
72と75に拳で語り合わせるとはねwおせんさんの最期はさすがに目から汗が出た
>>720そもそも金時殿覚醒が流せないのでは? アニメじゃ勃起はどうしていたのかな、利休死亡までさほど勃起していなかったわ 織部は最後で家康から笑いを取ることが出来たな
まさに笑ったら負けというやつか >>670
なるほど。抹茶オーレで和洋折衷かと思ってた 清正は井戸食った後の
「ちょっちゅ!」って皆に檄とばしてるところが
一番かっこいい 不甲斐ないプレーに星野監督は選手に檄をとばした、は誤用か >>731
そっちが新しい用法だね
円陣組んで「おい○○、檄れ」って感じで使ったり 7割以上の人がもう
はっぱをかける元気出るよう煽る的な意味で使ってるから
もう言葉の意味は移ろってる
確信犯や敷居が高いと同じ
昔に無理に拘るのは齟齬の元 とはいえ本来の意味はなんであるのかを知らないまま漫然と使うのもまた無粋の極み
来歴を知り変遷を知り要所要所で適切な使い分けができるのが粋というもの 〔人を呼び集める主旨をしるした木札の意〕
人びとを奮いたたせて、積極的な行動をとるように勧める文書。
「―を飛ばす〔=檄を書いて、決起を促したりする。俗に激励の意で用いるのは全くの誤り〕/―文」 >>731
檄文は決起を促す文書だから
731は本来の用法と今定着してる誤用との過渡的な使い方だな
1 主張や思想をアピールし同意を求めるもの
2 ≒決起を促すためのもの(1で主張が現状打破だったりする場合)
3 そこから派生して>>731のように集団に対し現状打破や反省を促すこと
4 さらに解釈が広がって集団に対しはっぱをかける、叱咤すること
5 そこからさらに広がって、がんばれと応援すること
みたいな変化をしてるんだろう
3あたりから誤用だけど今や完全に定着してしまって
1寄りの意味だと思ってる人より5寄りの意味だと思ってる人の方が多いくらい 孫にも衣装
袖振り合うも多少の縁
情けは人のためならず >>715
家康くぅん・・・
僕のお友達の織部君が帰ってこないの・・・
織部君帰ってくるよね?
きますよね?>>715 大谷殿を味方につけるためにみっちゃんが鼻汁の入った茶を呑むというプランはわかった
しかし前田殿がその前にかまわんかまわんと茶を飲んでしまった場合はどうする?
対策を言え 仮定の話にはお答えできかねますので回答を控えさせていただきます あらゆる事態に備えて策を講ずるは軍師の務めであり常に準備万端たるをめでたきと思えばこそぜひお答え願いたく候うものなりて 真の策とは帷幄の中に巡らすもの
さすれば軽々に口外するは策を壊すも同然
ことが済んで後には自然とわかりましょうぞ 喧嘩稼業ネタに自然にへうげネタで返す…こやつら中々の数奇ものぞ うちの市の市長選
両陣営とも具体案無くてどっちも入れたくない
安心のできる町作り
高齢者にやさしい町に
子供が元気で明るい町に
んで具体案聞いたら、そこは市民の声を真摯に聞いて、柔軟に対処していきますだとよ 上田殿「あったよ、蚊遣豚が!」
又兵衛「でかした!」
へうげもの
終 あの蚊遣豚作ったの国松くんだといいなあ。今際の際に伝えよと命じられた秀吉の「楽」が織部をのひょうげを通してお孫さんに伝わっていたら素敵。 織部が腹に刀ぶっ刺したあとも生き延びてあの蚊遣り豚を作ったのか
それともあれは秀頼の作か
それは想像の余地があるように描かれてると思うけども
いずれにしても織部が切腹の場で家康から一笑取ったからこそ、その誰かが生き延びることが家康に許されたんだろうね
僅かな毒として
ひょうげて和をなせぬはずがないという信念を最後に結実させた形か 生き延びたのが間違いない
豚についても織部は少なくても直前まではそこにいた感じ おせんには手紙を渡しているから14年くらいあとは生きていたみたいだし >>746
〉両陣営とも具体案無く
実現したら嬉しいorメリットのある方に投票すればよろしおますがな
何を小難しゅう考えておわすのや 上田殿と又兵衛が琉球に渡ったのが1650年
恩納の浜際に住んでいたという老人が南方に渡ったのはその十数年前≒1635年頃
○1635年時点の年齢(生きていたら)
古織:89歳
秀頼:42歳
国松:27歳
蚊遣豚を作ったのは古織の指導を受けた秀頼か国松という可能性はあるけれど
「老人」というのはやはり古織を連想させるように描かれていると思う 読み終わりました〜
よかったです
秀忠の「父上の替え玉を用意し申す」にしびれました うんこ漏らすことで家康大笑いって、自身がよく脱糞したこともあるのかねえ?
家康のなかじゃ織部って自分では分からんけど息子ですらすごいって認めたすげえ嫌なやつだった、ゆえすごい嫉妬していたんだろう 関ヶ原以降で一番成長、あるいは変化したのは秀忠だよなあ
それまでは家康を更に硬くした感じだったのに >>737
孫だと用法云々じゃなく違う言葉じゃないのか? 無知で疎いのですが
風神雷神図屏風を家康と織部に見立てた説みたいなのは今までにあったんですか?
いやー、確かに風神はにかっと笑っているように見えるし
緑色だし・・・
すごいなーと思いました たぶんないと思う、というか織部研究自体がなかなか進んでいなかったゆえ >>758
底で認めてたとしても自分のアイデンテティと衝突する人間だからな あんなかたくなになっていて家康が織部の脱糞のおかげで笑って死ねるのは良かったなと思う
死ぬ間際に「毒も役に立つ、秀忠に聞け」っていうのもひょうげている 25巻購入、24巻と合わせて何度も読み返してるわ
個人的に好きなのは大野治長たちの末期の茶席
美味いもの(毒だけど)食って笑いながら逝ったのはちょっとカッコ良かった
どうやら秀頼の身代わりも無事務められたようだし 電子コミックで購入したまま読むのをためらっていたけど今やっと読み終えた
南へ南へと旅し続けたのは海の色に魅せられたからって感じかな
でもあそこじゃ茶を点てられなかっただろうからそこだけ心配だ
大河ドラマで興味持ってた秀忠も江と初も活躍したし茶々も最後は少しいい人に描かれてよかった
大野も最後だけは粋に見えてよかったw
おね様おせんさんはこの漫画にずっと安らぎを与え続けてくれてよかった
利休師匠は最後までご苦労様でしたm(__)m あの利休パンチは
今さらこんなこと教えさせないで欲しいですな
ガラにもなく悟ってないで最後の客をもてなしてきなさい的な愛と励ましを感じた さあ 次はいよいよ 度胸星の続きを・・・とはいかんのですかね・・・・
テセラック・・・ 有楽斎さえ本当のことを知ってるっぽいんだから
誰か上田殿に教えてやればよかったのにと思わないでもない
ゲヒ殿を訪ねて三千里をさせるにはそういうキャラを残さなくちゃいけなかったんだろうけど はやく新しい連載が始まらないと漫画板から追放されてしまう みんな揃って上田殿と又兵衛には内緒にし誘導するという息の合った連携プレイ 遠い地で働いてた又兵衛はともかく
上田殿が微笑組に入ってないなんてどうかしてる まだ存命中の宗和は知っているのだろうか、コボが教えてくれそうだけど 又兵衛の創作物語は結局投げ出されてしまったな。
当初の流れでいくと大阪陣図屏風絵(今的な格調をみても宗達のと国宝同士)が
最重要になるっぽかったけど、
それも途中で作者が「これやっぱ違う」って判断して、予定変更したのかね。
それは食うためのビジネスでやるって風に堕してたからな。
じゃあ本命は何?ってことになるが、物語の流れに適合したようなそれが
見あたらなかったんだろうな。
三十六歌仙も洛中洛外図も又兵衛の死線の経験が生かされてる感じではないしな。
又兵衛といえば、初登場時にちょっと台詞で書かれてたような
生々しい血の絵、だもんな。
それがらしくていいはずんだが、宗達に相対する高みに据えられなかったんだろう。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています