【小百合くん】
R 話
>>211の続き
滑川「おいウシジマ!うちの理事長がこれだけ言ってんだ!さっさと返事しろ!」
ウシジマ「わかりました熊倉さん。こっちにも色々あるんで今週の日曜にまた来ます。」
そう言うと、車に乗り自分の事務所に戻っていくウシジマ。
COWCOWの事務所に着いたウシジマ。柄崎はウシジマが戻ってくるのを待っていた。
柄崎「社長!大丈夫でした?」ウシジマの顔を見て安心する柄崎
ウシジマ「まぁな。ただ毎月10万払うことになりそうだ」
柄崎「10万?安いっすね。」
ウシジマ「その変わり上納金がいるから500万持ってこいってよ。」
柄崎「500万?無茶言いますね。」
ウシジマ「変わりにあいつらの裏ビデオ1000枚やるとか言ってるけど、お前いるか?」
柄崎「最近自分そっち系興味ないんすよね!」
ウシジマ「あっそ。」
柄崎「近藤と中坊の女ってどうなってました?」
ウシジマ「近藤は大金を払って女を置いて一人で逃げたらしいぜ」
柄崎「まじすか?あいつもゲスですね。女悲惨でしょ。」
ウシジマ「そうだな。自分の男には見捨てられて、おまけにヤクザの売り物にされるみたいだしよ」
柄崎「うわー。母校の後輩だけに同情しちゃいますね。」
ウシジマ「あの女俺らと中学一緒なんだ」
柄崎「みたいですよ。やっぱ俺らの地元って何か悲惨ですよね。」
ウシジマ「そんなことよく知ってるな」
柄崎「俺らの一個下に木田っていたじゃないですか。この前あいつと偶然あったんですけど、あいつの妹があの中坊と同じ学年で、騙されて近藤の裏ビデオに出ちゃったらしいんですよ」
ウシジマ「おいおい木田の妹とか絶対不細工だろ。何でもありだな。」
柄崎「はい。それで色々詳しく聞いて。木田は中坊の親を脅して金とろうと考えてたらしいんですけど、事件が事件だけに親は地元にいられなくなってどっかに飛んで消えてしまったって言ってましたね。」
ウシジマ「ふーん」
柄崎「親にも捨てられて、あの中坊終わりですよ。このまま落ちていくでしょうね。」

そして週末の日曜になった。
【続く】