【小百合くん】
M話
>>198の続き
そして最後に滑川はウシジマと柄崎を見た。
滑川「でお前らは誰だよ?」
ウシジマ「近藤に金貸してる金融のもんです」
滑川「金融?あぁお前が闇金のウシジマか?」
ウシジマ「そーっすね」
滑川「じゃあお前のとこのケツモチどこがやってんだ?」
ウシジマ「ケツモチなんていないっすよ」
滑川「あ?お前ケツモチなしで闇金やれると思ってんのか?」
ウシジマ「まあ何とか」
滑川「まぁいいや。今度お前のとこ遊びにいくからよ。」
そういうと滑川は他のヤクザと一緒に近藤と小百合を連れて外に出て行った
部屋はウシジマと柄崎だけになった。
柄崎「社長。さっきのヤクザ、モンスター連合だった滑川ですよ」
ウシジマ「あっそ。それより金取りそこなったな。」
柄崎「ヤクザが拉致ったらもうきついでしょうね。」
ウシジマ「あぁ。部屋に残っている家具と家電くらいなら売れるだろうが、人を拉致った現場のものを売るのは面倒なことになるしな」
2人は軽く会話した後COWCOWの事務所に戻ることにした。

一方拉致られた近藤と小百合はヤクザが下に停めている車に連れていかれる。
近藤は自分で準備していたキャリーバッグの中に入れられたまま車のトランクに押し込まれ、後部座席に座らされた小百合の両脇にはヤクザ2人が座っている。
恐怖でいっぱいだった小百合はこれからどうなるのかを恐る恐る聞いてみた。しかしヤクザは上が決めると答えるのみだった。
そして近藤と小百合を乗せた車はどこかへと走り去っていった。
【続く】