>>628
司馬は『殉死』の序章で
陸軍にとられて旅順の近くを通った時に
大勢の戦死体が残っている話を聞かされて

「なぜ、これだけの大要塞の攻撃にこの人のような無能な軍人を差し向けたのか」

という疑問を感じたから
小説としてではなく
その疑問を考える材料として書いたと述べているからな。
最初から貶す意図を持って恣意的に書いてるんだよね。