【KIPPO】田中宏総合スレッド【BADBOYS】
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ヤンキンスレが見当たらないし、単独スレもしばらく立ってないので立ててみた
過去ログはわからないので略
>>2以下は田中宏の代表作 割と時代の流れに敏感なところはある
グレアーの初期までは世間がヤンキーとか不良にそこそこ寛容で、それこそヒーローアクションみたいな面もあったけど
酒鬼薔薇とか光市事件で少年法厳しくしろって議論が高まったり
何より99年の広島のえびす講で暴走族が暴動起こしたのが全国ニュースになって以来警察が撲滅に本腰入れ出して
それを受けて輪廻編以降のグレアーも空気変わって、蛇道神壊滅するぐらい警察に追い詰められていった >>105
ツトムが凄いのはずっと一人で描き続けていることだわ
孤高の漫画家だよツトムは 田中ってギャグセンスないけど
ヒロをいじらせると結構笑える話を作ってると思う ハゲ回は笑えたけどヒロばっかり不幸になるのは可哀想だなって思うよw
別にハゲてもおかしくない年代だし 若い頃のツケだろ
ヒロはいつまでも落ち着かないのがいいんだよ グレアーから読み返してたけど、白石勇ってかなりキツイ人生歩んでるよね
田中作品にはもっと悲惨なキャラもいるけど、個人的には一番可哀想に感じてしまう。 白石勇、悲惨ではあるけど若い頃の武勇伝を語らなければいいのにって思う この現代で元ヤンを中心に話を展開していくとなると必然的に暗くて息苦しい話題が多くなっちゃうよな
だからやっぱ段野長男だけでも恵まれたガタイを活かして健全なスポーツに打ち込んでいてほしかったな
かつて段野のライバルだった野村豊が、不良から足を洗って柔道家として花開いたように
小学生時代は加治屋とは実力伯仲でよき遊び相手って関係だったんだから、加治屋に半殺しにされて燻ってる姿よりも、既にアスリートとして別の次元にいるって設定
加治屋がワルの道を突き進んで一端のヤクザになったのに対して、段野ジュニアは非行とは無縁の輝かしい舞台に立っていて、喧嘩はしないけど段野の血を引いてるから当然強いって設定でよかった
ファミリー内でも大学生活や練習なんかで特に不在時の多いキャラになるけど、そのぶん広島のコミュニティー以外のトピックに焦点を当てられる利便性があるし
初出2008年頃だし、今更ぐだぐだ言ってもしょうがないんだけどさ 作者が知らない世界の事は描けないんだろうな、創造力もわかないと
普通は自分の知らない世界の事を調べて漫画に活かしたりするんだが、この人は不良の世界だけで駆け上がっちゃったからね
高橋ヒロシも同様
弟子はあれこれチャレンジしてるのにね ちなみに作者の通ってた山陽高校は、当時は県下トップクラスの柔道強豪校だった
豊ちゃんや段野の柔道設定はそこから来てる
でも90年代半ばに不祥事起こしてトップ校のままいきなり潰れた 健全な世界で成功してる人間より
苦しみや傷を抱えながら生きている人間を描く作風だからなあ RCCラジオ
毎月 第4金曜日
22:00 〜 24:00
月刊 田中宏 >>118
それも莫逆でやっちゃったからなw
五十嵐もナベさんのトラウマで歪んだけど、それまではプロのカメラマン目指してしっかり頑張ってたよな
BADBOYSの現況を描くこと自体に意味があるんだろうけども流石に食傷だな 最初は久司を主軸にバドボ息子世代の話にしたかったみたいだけど反響が無かったのかネタが尽きたのか直ぐにバドボに戻したよな
久司のヘタレ愛されキャラを上手く使いこなせず死なせるし、もう限界なんだろう
どうせ描くならバドボの外伝の方がまだましだな バドボ世代の子どもたちの話か
田中がどんな構想を練っていたのか興味があるな
ヤンキンの読者層に受けなくても
田中なら他誌でも連載できだろうから
いっその事、別の雑誌に連載しても良かったかもな 田中ってゆとり世代がバカすぎて大嫌いってよく日記に書いてたから書きたくなくなっただけじゃないの >>124
キッポの初期がそうだったじゃん、で諦めたのが今のキッポ ゆとり世代ってもっと上の時代から始まってない?
俺が田中の世界でいうと、グレアーの世代といっしょなんだけど
確かあの頃から学校も週休二日制が導入されて
ゆとり教育って言葉も既にあったような気がするんだよな
wikiには2002年度に小中学校に入学した人間たちが該当するって書いてるんで
多分、バドボ世代の子どもたちがそうなのかも知れんが
ちなみにグレアー世代の俺はwikiに書いてある、ゆとり世代の特徴が当てはまるw あまりに人数増えすぎた上に比較的とはいえ平和に話が進むから
ギャグならヒロ、シリアスなら司に白石にエリカ母と、キャラと背景が極端に立ってる人物以外なかなか使いきれない >>105
超人的なヒーローアクションでもいいんだよ
不良漫画ってある意味力と力のぶつかり合いを描いたファンタジーバトル漫画だから
そういう熱いノリのガチンコバトルで物語が完結してるならいいんだけど
田中の場合は昔と今で作風の温度差が著しいからどうしても違和感が拭えない
久司の語りで「この○○さんも大昔に愚かな野心を燃やしていた一人で〜」って具合に負い目を余計に持たせちゃうからw ヒロがエリカを抱けないんじゃ意味がないと泣くのは良かったが
そもそも50くらいの孫ができる夫婦の下半身事情とか誰が得すんだよw >>131
まだヒロは43とか4ぐらいだけど誰得なのはまあわかる
勝恋ぐらいまでいくとむしろ怖い物見たさ 死んで語り継がれる、村越、内海、佐々木と、どっちが幸せなのかな。 老いていく姿をカッコ悪くても否定的には描いてないんじゃないかな あの3人がジジイになるまで張り合うのはかなり前に回想で描いてたよね >>135
そうそう、第2期第1話で三人ともそういう夢を見てうなされたというオチw >>130
そのうち「ゴースト 〜広島の幻〜」的な展開になるのかもしれん
所々にオマージュしたような演出が見当たるし 正直キッポ一巻時点でイチローとかの新キャラに魅力を感じなかったな、自分が年いってるからかも知れないけど。結局今も司世代ばっかになってるし、その辺り出した方がウケるんだろうね >>139
まあ読んでる方もバドボ世代が大半だろう
いまさら若い読者がつくとも思えないし 旧キャラ大集合しすぎて勝将や岩さんですら脇役扱い
江田や柳に至っては名無しのモブにしかなってないのに
それに食い込む新キャラを出せって相当無茶な仕事では だよねー、キッポからの新規読者はまずいなそう
グレアー一番好きだから江田や柳の空気っぷりはもはや泣ける
新開編は懐かしくて盛り上がったけど、今は何となく惰性で読んでる感があって切ない 今の時代の悪ガキを掘り下げるには田中自身が歳を取りすぎたんじゃないかと思う 悪ガキが消滅した印象がある
広島市内を歩いててもヤンキーみたいなのを殆ど見かけなくなった 昔は映画音楽テレビ車くらいしか娯楽らしい娯楽がなかったからな
今はスマホPC持つのが当たり前でコンテンツも充実していてSNSで誰とでも繋がれるし悩みも吐きだせる
Googleストリートビューで手軽に海外旅行気分も味わえる(世界遺産も一部なら潜入可能)
貧困率は増したけど、欲しい情報が豊富でいつでも手に入るぶん不良の道(暴力・暴走行為)に走っちゃうような空虚感寂寥感はなくなった KIPPO最近読んだけど辻褄あわなくない?この設定だと久司は一巻から死んでるの?でも久司死んだときは鍛冶屋は既にファミリーだし、死んだの七年前だしもう辻褄あわなすぎて訳わからんw
誰か解説お願いします 2巻の時にはもう7年後なんじゃないかな。キッポの3巻辺りまでが好きだわ >>129
ファンタジーなバトルから現実世界への帰還なわけだからそりゃ辛い日々だわな
20巻以上に及ぶ過去の勇姿も、社会からすれば全く褒められた行動じゃないし、せっせと伸ばしたステータスも社会ではろくに役に立たないという悲惨さ滑稽さ
スラダン三井がヤンキー仲間と一緒に2年間を棒に振って「なぜあんな無駄な時間を」と涙を流して後悔してたのが現実なんだよな >>148
>>149
>>150
ありがとう。なんとなく理解できたわぁ グレアーの時点で初代廣連の生き残りが当時のことを忘れたい過去として扱ってて
回想話の締めを「死んだ奴らはもう帰ってこない、伝説だなんだといっても人を踊らせる魔物じゃということを忘れるなよ」と
血みどろの抗争の末に何人も死人出して何も残らなかった自分達みたいになるなと言わんばかりに諭してたからな
ヤンキーごっこで得るものはないよということについてはかなり早い段階から冷めた感覚ではあるとは思う 第二次世界大戦を経験した日本人よりマシだよ
4年間を棒に振って
特攻という過去の勇姿も、世界からすれば全く褒められた行動じゃないし、
欲しがりません勝つまではという我慢も負けてしまえばろくに役に立たないという悲惨さ滑稽さ
死んだ奴らはもう帰ってこない、お国の為だなんだといっても人を踊らせる魔物じゃということを忘れるなよと
血みどろの抗争の末に何百万人も死人出して敗北しか残らなかった自分達みたいになるなと言わんばかりに諭してた中岡大吉
資源のない国が戦争をしても得るものはないよということについてはかなり早い段階から冷めた感覚ではあるとは思う http://livedoor.4.blogimg.jp/nwknews/imgs/5/9/596910ba.jpg
こういうのでよく話題にあがるのが両津の名調子。これは一見正論なようでかなり極論なんだけどw
過去を恥じて更生しようと励むのは素晴らしいことだが
漫画のキャラと違って不良だった人が更生という言葉を勘違いして卒業しきれてないのがちらほら目につくんだよね
そういう意味でも今回の新開編は非常に良い話だったと思う 罪といってもピンキリだしいつまでも自分を追い込んでてもしゃあないしね
バトボのメンバーは何だかんだしっかり身を立てているし
そういや司が欲しがってる伝説のゴールドキーの話ってやるのかな 広島三部作の総仕上げだし登場キャラ全員の話を消化するつもりなのかな
終わるとしたら20巻くらいか 次号からの新章って江崎や森の話かな?それ終わったらキッポ終わるのか…寂しいな 新開編は素晴らしかったけど・・・・・・・石本が生きてて司とあの展開だったらもっと良かった
のにと何となく思った。まぁ、石本が一緒に死んでくれたから佐々木も成仏したんだろうけど。
佐々木ファンとしては(笑)、うれしい話だった。角度を変えてみれば、村越に匹敵するカリスマ
だったのかも。 佐々木はある意味やりたいことをやりきって死ねたから死後に成仏できたのは納得できたな >>158
キッポは話盛り上がらないし割と早く終わりそうな気がする
年齢的にヤンキーみたいな跳ね回る若者を描くのはもうきついだろうから
族だの半グレだの中途半端なワルは描き切ったし本格的なヤクザ物でも描けばいいよ 割と早く終わりそうと言うけど
もう三年半連載してて掲載位置もずっと上〜中の上ぐらいなんだ 田中の掲載順はアンケ以外の力もあるんじゃないかとと思ってる 女神の鬼は松尾がきて悲惨な殺し合いになるのかと思いきや、急にマサキヨと花山が戦意喪失したのが残念だった。
それまではすごいワクワクして読んでたんだけどな〜。
マサキヨと花山が島に行く前に「こっちの道に進むしかない」って回想する話がクライマックスだったわ 真清が戦意喪失したのは内田と榊原の時だし
その頃花山は寄生族に囚われてたし >>106
蛇道神が解散届け出したのはバドボの時代の設定だよ、ちょうど中盤位か
寿とヒロのコンビ再結成のエピソードの回想シーン
ケンカわかれした昔のダチとまたアツくなる話、あれ大好きっす 今だから田中さんの大人目線でリアルな少年の話を書いてほしいけどな
子供の陽二とか、のぼるの話とか、佐々木の子供の頃の話とか胸が痛かった
友達にもっと軽くいけど似たのいたもん、仲良いやつでさ
少し悲しいをドラマチックに描いててすごいと思った 女神の鬼のころに現実の広島では族狩りといわれる非合法の粛正があってそれはそれはおそろしいものだったと 蛇道神は一度解散して、グレアーの過去編で復活
それからまた解散だな >>170
当初殺し合いを続けてギッチョ以外全滅ルートを辿る予定だったけど、規制がかかってやむなく舵を切ったんじゃという噂が立ったな
やはりあの作品のテーマにおいて重要な位置にいる寄生族をひたすら性倒錯に溺れた気色悪い連中として放置して、まともに向き合おうとしなかったのが失敗だと思う
東西の武闘鬼がふだん人間らしく立ち振る舞ってるように、他の島民にだって色んな背景があるはずなんだよね
たとえば自分が歪んでしまった原因が、主人公達と同じような不良に属する人間に虐げられて自尊心を傷つけられたからとかさ
だから自分より力の弱い者に暴力を振るって支配欲を満たすようになってしまった。まさに鬼が鬼を生む負の連鎖
松尾も同じで、金田兄を始めとするヤンキーに居合わせていなければ気のいい坊ちゃんのまま、殺人鬼として暴走することなんてなかった筈 事実、性倒錯に溺れた気色悪い連中以外のなにものでもない 不良の鬼でも祖父や親父からしてロクデナシなギッチョや家庭環境が崩壊してた金田はともかく
花山や真清はハッキリと後天的な要因や血統的なもので歪んだのではなく
先天的な欠陥人間として描かれてたじゃないか
寄生族にカッコつけてもお前らも僕らと同じ有害人間じゃろがと言われたら鬼側の誰も反論できないんだし
だからナレーションで語られたように迫害も止んでいったんじゃないの
同じ生まれながらのゴミ同士で王様とか序列つけあっても仕方ないと >>179
そういう一面的な描き方しかできなかったから島編から何もかもグダグダになってしまったんじゃないか?
ゴミ同士とは言っても刃物やボウガンごっそり使用して血糊だけで不良組は全員ほぼ無傷で終わってるところなんか我が子可愛さ故なのかなと私情が透けて見えちゃうんだよ でもあの鬼祭りでリアルな予後を描いたら大半の連中が死んでる
花山真清荒木は確定であの世逝きだし、ほぼ無傷の奴以外はどれも死の危険がある あのブツブツ出っ歯は年代的に女神の鬼に出てたべひゃ夫の子供か?
段野次男はグレかけても父親を父さん呼びなのがいい子だな あれはぐれかけてるんじゃなくてマイルドヤンキーだろ 次の大ネタは伝説の単車復活がいいな
オバケで山方五島だしてくれたらいいのにな もう不良を描こうと思っても無理なのかもしれんね
田中がオッサンになったってだけじゃなく
不良そのものがいない そのうちバドボ世代がトライクとか乗り出しそうだな
日本にもいい年したおっさん達が○○○○○○ェ○○とか○゛○○○゛とかやってんじゃん この作者、たぶん自分の経験やそれに近い話はめちゃくちゃ面白いのにもったいない
過激にしないと読んでもらえないとかあるのか
マンガ描くって大変なんだな 想像で描く漫画家もいればちゃんと取材して描く漫画家もいる
やっぱちゃんと取材して描いてる漫画は面白いよ 取材と言ってもヤンキー系は
コネがある半グレの話や、裁判記録から起こした
よくある話や残虐行為だけを抜きとって繋いでるマンガが多くて
結局、同じか同じようなエピをマンガ家間で使い回してる感じがつまらん >>189
でも久司死んで幽霊になってないと金次郎や松尾はともかく佐々木が出てこれない 佐々木は見られて良かったけど松尾はいい加減にしてって感じだったよ、昇喜郎が不憫だった 佐々木は生前やりたい放題やって燃え尽きて死んだから
死後の世界で綺麗になってても違和感はなかったな 一番可哀想なのはイキまくる津紀子を泣きながら見てた金次郎だろ >>196
わざわざ幽霊にせんでも霊視能力に目覚めるだけで十分じゃないかと思うがなぁ
シックスセンスとかツナグとか花田少年史とかゴーストママとか色々あるのに
インタビュー見る限りじゃ変にプライド高いから参考にもしないんだろうけど まあ不良漫画の続編でいきなり霊力授かっちゃうのもね
最初からお化け展開にしたくて久司殺したのか、策がなくて久司殺したのか分からないけど
最初の読み切りから時間が空いちゃったのも関係してるのかもね
ところでみんなは田中作品で一番好きなのは何? 一番って言われると難しいけど、自分の中ではバドボとグレアーは別格だな 自分もグレアー押し
ただ…生まれ変わり設定はなくてもよかったかなとは思う 女神の鬼
色々言われたけどあの終わり方でいいと思う
瀬戸宇品港に全員戻って来た時の表情は凄かった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています