>>945
個人的にはストーリーテリングの面ではバスタードが頭一つ抜けてる印象があった
日本の漫画をしっかり研究しているようで非常に読みやすいんだよね
反転は何が目的なのかよくわからないね
スマホ前提の縦方向レイアウトのWEBマンガだから見開き方向はあまり影響がないと思うし
紙コミックス化を想定しているならその時に考えれば良い話なのでは?と思った

オリジナルの英語版だと圭は左目を髪の毛で隠しているから
これだと左目が義眼ってことになるし、設定狂ってこない?ってのが気になった
あと父親が殺したくなる女性の特徴を圭が書き出しているときに
反転のせいで圭は左手で字を書く形になっていたため
「あれ、圭は左利きなのか、そういう説明あったか?」って思ったりもした
まあ、日本風の名前を含めてローカライズにおいての細かい違和感をすっ飛ばしても
バスタードは面白い作品だとは思う

ダークヒーローが相互監視の元で知略戦を展開する辺りはデスノートっぽいというか
まあ昨今の日本の漫画やドラマでも多く見られるからこれもよくある物と言えるね
からくりサーカスの類似点は藤田和日郎の描く狂気の表情の表現以外に
各主要キャラクターの立ち位置が似ていることかな

才賀正二(フェイスレス)=大手企業の社、勝の父、サイコパス、ロリコン、しろがねが好き、勝を執拗に追う、自分の邪魔をする奴は遠慮なく殺す
才賀勝=主人公、体が弱い少年、鳴海に鍛えられて強くなる、父を倒してしろがねを守ろうと切磋琢磨する
加藤鳴海=主人公2、武道家でクソ強い青年、勝の兄貴分、フェイスレスの刺客の自動人形との壮絶な戦いで手足を失う
しろがね=ヒロイン、勝のボディガードだったが、闘いを経て勝や鳴海に恋心を抱くようになる

バスタードを正二=父、勝=圭、鳴海=真下、しろがね=扇、って感じで読むと
スターシステムみたいでニヤニヤできるんだよね
といっても話自体は全く違うのでパクリというわけではなく
単に藤田のファンか、キャラメイク時に参考にした、って程度に思えた
それぞれ、上が狂気に駆られている正二、下が狂気に駆られている勝
http://livedoor.blogimg.jp/dorj1980-buzz_manga/imgs/7/7/7779f705.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/dorj1980-buzz_manga/imgs/5/5/55e29b3f.jpg