●「北斗一家は、シン・ユリア・ジュウザとは御近所、シュウ・サウザー・リゾとは少し離れてるが
面識はある。レイ・ユダ・アミバは更に遠くて面識も無い。ラオウとトキはリュウガ・リハク・トウ・
フドウの事をよく知っているがケンは彼らを知らない。シュレンとヒューイの事は五車星になって
まだ日も浅く、北斗一家は誰も知らない」。これが北斗の設定。すると泰山や崋山はともかく
としても、「蒼天」の溥儀(ルイの先祖)の近くに元斗皇拳がいないのはおかしい事になる。
●天帝(溥儀の末裔)とそれを守護する元斗の一族は、上海で羽振りが良かったが核戦争で
一時落ちぶれていた。
●「伝承者以外の北斗神拳修行者は他流試合や私闘を禁じる」との取り決めは実際には
有名無実化していた。ケンの南斗十人組手しかり、フドウの道場破りしかり。この場合もリュウケン
は伝承者だからジュウケイと「天授の儀」を行なってもいい筈だが、魔道の北斗琉拳を追い払う
為の口実として使われた。実際リュウケンは秘孔突き会得の為の実地訓練として4兄弟に暗殺
稼業を手伝わせていた。
●サヤカはケンと同い年で、あの凱武殿の火事の時はまだ赤ん坊だったが訳あって他に
預けられている所だった。大人になっても結構若作りをしていた。