>>676
大量の砲兵を用意したのは縦深戦術理論を実現するためであって部隊がどんな規模の戦闘単位でも行動出来るため、ではないんですがそれは(梯団攻撃もその理論の一環だし、あらゆる独立した戦闘単位の追求が目的なら砲兵軍団みたいな砲兵の超一極集中化はやらないだろう)
そしてソ連は縦深突破攻撃のための砲兵火力重視でもドイツ式やイギリス式と違って無力化を超えた敵の60%以上を撃破する極端な「破壊主義」を実現するために更に大量の砲兵の数を必要とした訳
この破壊主義は戦場の地形自体を破壊してしまうので場合によっては自軍の進軍すら阻んでしまう(ベルリン突入前が良い例)が、人命の損耗を抑えられるという利点がある
大戦初期から大量の人的被害を受けてるソ連は人命の損耗をなるべく抑えなければ戦争が続けられなかったってのが背景だが、同じ発想で連合軍もオーバロード後には砲兵の代わりに大量のCASを叩き付けてるね