月曜日になったのであらすじ投下



「この屋敷では何が行われているか?」という仮面の男の問に対し、フィリップは(キーワードが足りないのか)「仮面舞踏会」としか答えられず
翔太郎はここまでの出来事の奇妙さから「化かされている、狐の嫁入りのようだ」と評すると、まさに「嫁入り」がビンゴ
仮面をはずした男の名は鏡野空也、その祖母キクも名乗りだす
錐通村(きりとおしむら)はかつては温泉など風都でも名を馳せた観光地であり、鏡野家は廃村同然と化した今でも富に困らぬほどの資財を蓄えており、今でも鏡野家狙いの女が後を絶たないという
そのため、嫁探しとして仮面で顔を隠した内面評価によるお見合いを実施しており、お見合いは4日間行われ、現在二日目の夜という状況
嫁候補の女たちは期間中、一切他人に顔や名前を知られる事は許されておらず、見つかれば即失格
屋敷には、翔太郎、フィリップ、空也、キク、4人の嫁候補、執事、キクの知人(=オーロラ)、の計10名が在籍しているという
嫁候補たちによるちょっとした牽制もあり、怪事件に巻き込まれた気配を感じるフィリップ
午後11時半頃、部屋から出てくるドーパントらしき姿(脚のみだが、水浸し)
寝付けぬ翔太郎は館をうろついていると、自分たちを連れてきてくれた白い服の女を見かけるが
彼女は何か(自分自身?)に怯えるかのように翔太郎に素顔と名前「久保倉環奈」だと晒す
環奈が立ち去った後、外から大きな物音、翔太郎が駆け寄るとそこには嫁候補の1人(京言葉を話す和服美女)の死体が