LC魚編が乙女ゲームシナリオに似てると書いた者だけど、本編が乙女ゲームに似てて、外伝はヴァルキリープロファイル(以下VPと表記)に似てる。

ヴァルキリープロファイル(1999年/エニックス)
@主人公である女神(戦乙女)は人間の肉体を持って地上に生まれてくる。
A聖域(神界)側と冥界側が対立している。主人公は聖域(神界)側の人物で、不死者(冥界軍の敵)討伐を行い、地上の平和と人間を守る使命を帯びている。
B主人公は精神集中すると、他人の慟哭や心の悲鳴が伝わってくる、他人の心を読み取る能力を持つ。
C(鈴蘭の草原イベント)主人公が訪れた鈴蘭の草原で不死者(冥界軍の敵)が復活し、主人公はこれを討伐する。「何故、こんな場所に死者が……?」という疑問を抱く。
D主人公は子供の頃に家族から捨てられていた。だが、毒の香気を持つ花の草原で主人公の心を救う人物がいる。
E天涯孤独の2人が一緒に生きていくのかと思った矢先、毒の香気を持つ花の草原(鈴蘭の草原)で片方が倒れて命を落とす。
F残された男は毒の香気を持つ花の園に相手の墓を作った。
G(ルシオイベント)残された男は娘にさりげなく気を持たれているが、「自分のせいで、あの人を死なせた」トラウマを引きずっている。
H町ぐるみで人間狩りのように襲われ、殺されかけた娘を救うため、男が娘を庇った後に死亡。娘が「あの人に死んでほしくなかった」旨を叫ぶ。
I(レナスイベント・Aエンド)主人公が鈴蘭の草原で倒れて過去を思い出す。冥界関係者(ネクロマンサー)の提案で病室に運ばれた後に過去の自分と向き合い、トラウマを超克する。
J聖戦後の地上生存者は2名。ラスボスに地上が壊滅させられたが、復興する。