【 敗者処刑システム 】

椅子がさらに後退し、椅子ごと逆さまに吊るされた状態でベルトが解除・収納され頭から落下、確実に即死となる。

ただし救済チャンス(和也は「ちょっとした慈悲」と呼んでいる)として、
「22.5°に設定された網がルーレットのように回転しているのをスイッチ(お互いの引き出しに入っている)
で止めてそれにしがみつけたら助かる」と和也は説明している。

しかし、網の中心を捉えなければ弾かれて結局落下となってしまう。
和也がマネキンで試した結果、満足にセーフな位置で止められなかった上に、
止められたとしてもバウンドして落下してしまうなど、その成功率は限りなく絶望的で、
真の目的は「何が何でも助かろうと悪あがきをして醜態を晒す様が見たい」
和也の愉悦を満たすためである。