で、普段読まない本も読んでみようと思って、
『憲法が変わっても戦争にならないと思っている人のための本』を開いてみたら
こうのさんの短いエッセイ「不自由の沼」が載ってて、
これが剃刀みたいに鋭い、すごい文章だった。
戦争を語るとはどういうことか、自身の「いじめ体験」から洞察するという。

2006年だから『さんさん録』を描きながら『この世界』の準備をしていた頃で、
これは『この世界』のテーマそのものじゃないだろうか。
『平凡倶楽部』の「戦争を描くということ」の好きな人にはすごく刺さると思う。

ちなみに他のページは全然読んでません;-)