いしいひさいち・ののちゃんPart17 [無断転載禁止]©2ch.net
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6/18のののちゃん
1:やまだ家の台所。
冷蔵庫から出したものを「くんくん」と嗅ぎ、
ののちゃん「におうような気がするけど。」というと、
まつ子「ポチにやってみよう。」
2:庭。えさ入れに入れられたものを「くんくん」と嗅いでいるポチ。
ののちゃん「えー 毒味させるの? かわいそう。」というと、
まつ子「毒味とちがう。計測してみる。」
3:「パカーン」とえさ入れを後ろ脚で蹴り飛ばすポチ。
4:蹴り飛ばされたえさ入れを拾って、
まつ子「これはイタんでて あかんな。」
ポチを見て、
ののちゃん「そんなに怒らんでも。」
・飛んだ距離に応じて危険度がきまる、のか? 6/19のののちゃん
1:やまだ家の玄関先。出勤しようとしたたかしが空模様を見て、
たかし「降るかもしれん。オリタタミのカサをくれ。」と手を出す。
2:まつ子「ないんです。」というと、
たかし「え? 1本もないのか。」
3:まつ子「1本もないんです。」
たかし「しかし このあいだ デパートで買ったろ。」
4:まつ子「高いのしかないんです。」と後ろ手に傘を何本か隠している。
たかし「忘れずに持って帰るから出せ。」
・よほどなくしている。 >>666
のの子が努力するだと?! とてもじゃないが信じられん! 奇跡だ! 天変地異の前触れじゃないか?!
そもそも、連載開始以来、努力するどころか努力しようと思ったことさえ、一度も無いはずなのに。 6/20のののちゃん
1:夜遅く。やまだ家の居間。帰ってきて座ってネクタイを緩めるたかしに夕食を出しながら、
まつ子「え、会社でなにか?」
たかし「うん ちょっとサンドイッチ状態でな。」
2:まつ子「『上司』と『部下』ですか ひょっとして。」というと、
たかし「ひょっとしなくても そうだ。」
3:まつ子「いや、」
(『食パン』と『食パン』に挟まれるたかしのイメージ)
「サンドイッチというと 食パンと食パンやから。」
4:『部長』と『部長』に挟まれるたかしのイメージ。
まつ子「経理部長さんと事業部長さんかな、って。」
たかし「あー それもからんでるかなー」と頭を抱える。
・上司と部下に挟まれるのは「ハンバーガー状態」とでもいうべきなのか。 6/21のののちゃん
1:やまだ家の台所。鍋を火にかけ冷蔵庫を開けて、
まつ子「あ! みそ汁の具がなにもない。」
2:しげ「ネギだけでもええがな。」というが、戸棚を開けてみて
まつ子「そのネギすらない。」
3:
(右)しげ「アレならあるやろ。」
まつ子「具はあらへんで。」
(左)しげ「具ではなくて アレやアレ。」
4:持ち手のついたカップに注がれた具のないみそ汁。
しげ(声)「スープのカップ。」
まつ子(声)「まぁ『みそスープ』なら具はいらんけど。」
・ちょっと視点を変えればあら不思議。 6/22のののちゃん
1:
(右)まつ子の額に「ポツ」と落ちる水滴。
(左)額に手をやり、
まつ子「雨や!」
2:そこは外出先。
まつ子「たまってたセンタク物をぜんぶ干してある−」と「ダダダダダ」と駆け出す。
3:やまだ家。庭。「ゼェゼェゼェ」「ハァハァハァ」と息を切らして汗だくで鼻水垂らして駆け戻ってきたまつ子。
まったく雨の気配もなくさんさんと輝く太陽を見て「?」
4:外壁。壁に吊られたエアコンの室外機から「ポツ」と排水が垂れる。
・どこかのエアコンの排水が垂れたのを勘違い、ということでしょう。 6/23のののちゃん
1:3中野球部。一塁のオカダくんがショートバウンドの送球に目をつぶってしまって「あっ」と後ろにそらす。
2:山下くん「ファーストがボールをこわがるんじゃねーよ!!」と怒るが、
のぼる「まぁまぁ」となだめる。
3:のぼる「オカダ、慣れればこわくなくなる。」と指導すると、
オカダくん「ハイ」
4:同じようなミスを繰り返しているオカダくん。
山下くん「おい、オカダのやつ 怒ってもケロッとしてやがるぞ。」
のぼる「そっちに先に慣れちまったか。」
・ボールか先輩か。 6/24のののちゃん
1:やまだ家の門前。散歩から帰ってきたしげとポチを
まつ子「おかえり。」と迎えるが、
しげ「ポチを散歩につれてってムカついた。」と立腹している。
2:まつ子「おかぁちゃん言うところの リードをつけずに散歩する『うちのワンちゃんに限って・バカ』かいな。」と笑うが、
しげ「いや、」
3:しげ「そのバカではなくて 伸びるリードを8メートルほったらかしの」
(フキダシにはリードを伸ばして散歩するカップルのイメージ)
4:しげ「バーーーーーーーーーーーカ。」
(フキダシには伸びたリードに進路をふさがれて「コラー」と怒るしげのイメージ)
まつ子「よほどムカついたらしい。」とののちゃんと笑う。
・同じようなリードを使ったこともあったような。 6/25のののちゃん
1:やまだ家。
たかし「ふー あつい。扇風機はまだ出してないのか。」とタオルで「ゴシゴシ」と髪を拭きながら風呂から出てくる。
2:まつ子「ビミョーですねん。」というと、
たかし「ビミョー?」
3:まつ子「季節がビミョーなので つないであるけど出してないんです。」というと
たかし「?」
4:納戸の中で「ぶぁー」と回る扇風機。廊下に座り込んで風を浴びながら
たかし「中途ハンパと言うんだ。」とぐちる。
・梅雨時の天候はフクザツですが。 6/26のののちゃん
1:銀行のロビー。「受付→」の前に椅子でバッグの中を探り、
まつ子「あっ 通帳がない!」
しげ「どうせバッグの底やろ。」とのぞき込む。
2:まつ子「ぜんぶ出してみる。」といすの上にバッグの中身を出すと、
しげ「ゴチャゴチャ ようけ入ってるな。」
3:まつ子「あっ」というと、
しげ「みつかったんやな。」
4:まつ子「カードと印鑑もない。」
しげ「帰るで!」と立ち上がる。
・もはやなにをしに来たのか不明。 6/27のののちゃん
1:朝。やまだ家。階段の下から、
まつ子「のの子 チコクするで おきなはれー」と大声で呼びかけると、
ののちゃん(声)「はーい。」と返事が返ってくる。
2:だれも下りてこない階段の上をにらむまつ子。
3:だれも下りてこない階段の上をにらむまつ子。
4:ののちゃん(声)「ぁはーーーい。」と再び声が聞こえる。
まつ子「ねぼけてるやろッ」
・反射的に答えてるだけ。 6/28のののちゃん
1:やまだ家の門前。帰ってきたキクチくんに、
まつ子「キクチくん、のの子 しらんか?」と訊ねると、
キクチくん「当番をサボって帰ったよ。」という。
しげ「えっ 当番を?」
2:その後。玄関。
ののちゃん「ただいまぁ」と帰ってくる。
まつ子「おそいから 心配してたんやで!」
3:ののちゃん「立入禁止の神社ウラのヒミツ基地の見張り当番をサボってよりみちしてた。」というと、
まつ子「アホ」
しげ「アホッ」と口々に叱る。
4:しげ「敵が攻めてきたらどないするんや。」と叱ると
まつ子「ちがいます。」
・立入禁止とかそういうことではなく。 6/29のののちゃん
1:やまだ家。電話を受けて、
まつ子「あ、いつもお世話に。ハイ、おります。おまちください。」
2:部屋にいるしげのほうに向かって、ブロックサインのように無言で受話器を振り手先を動かすまつ子。
3:手提げ金庫を抱えて外へ逃げ出そうとするしげ。後ろから捕まえるまつ子。
4:電話を代わって受話器を取り、送話口をふさいで
しげ「何原さんなら何原さんと口で言わんか アホ」
まつ子「手さげ金庫を持って逃げなならんわけってなに!」
・敵が攻めてくる的な何か。 6/30のののちゃん
1:3中野球部。
田中くん「ただの スローボール。」とマウンドから緩い球を投げる。
2:続けて、
田中くん「ゆれる魔球 ナックル。」とマウンドから緩い球にしか見えない球を投げる。
3:受けるのぼると後ろで見ている三宅マネージャー。
のぼる「同じだよ 田中。」というと、
田中くん「そぉかぁ」と腕組みして考える。
4:田中くん「オレのスローボールはナチュラルにナックル回転するらしい。」と一人納得している。
のぼる「ナチュラルに天然らしい。」とマネージャーに愚痴る。
・究極ポジティブシンキング。 7/1のののちゃん。今月のタイトル横はゴーグルとシュノーケルで泳ぐののちゃん
1:やまだ家の台所。忙しそうにしているしげとまつ子。
まつ子「のの子 おとなりの中山さんへ回覧板を持ってって。」と渡すと、
ののちゃん「ハァイ。」と受け取る。
2:しばらくして、
しげ「あれ? おそいな。おとなりやのに。」
3:まつ子「まさか。」
4:外に出てみるしげとまつ子。
回覧板を電柱に立てかけ、隣の中山さんの家との間の塀の隙間に向かって
ののちゃん「こら、カニ 出てこい。」と話しかけている。
まつ子「やっぱり よりみちやわ。」とあきれ顔。
しげ「まぁ 器用なこと。」
・ただでは行ってこない。 7/2のののちゃん
1:やまだ家。階段の下。2階を指さし、
まつ子「お兄ちゃん テストや。じゃましたらとアカン。」というと、
ののちゃん「うん!」と手を握る。
2:のぼるの部屋。机に向かっているのぼるに、
ののちゃん「これ教えて。」と話しかけるのを、「ばしッ」と頭をひっぱたき、
まつ子「今、言うたばかりやろ!」と叱る。
3:
(右)ののちゃん「でも お兄ちゃんまんが読んでるよ。」というと、
まつ子「えっ」と驚き、
(左)まつ子「マッタク。のの子の方が勉強に熱心や。」とあきれるが、
4:ののちゃん「このオチがわかんない。」と「まんが」をのぼるに見せる。
まつ子「まんがかい!」
・このオチはわかる。 7/3のののちゃん
1:朝。やまだ家の玄関。会社に行こうとするたかしに、
まつ子「おとうさん ゴミ たのみます。」と眠そうな顔でゴミ袋を渡す。
たかし「おぅ」
2:
(右)ナレーション「ねぼけて」
眠そうな顔でカバンとゴミ袋を持って歩いているたかしのイメージ。
(左)ナレーション「バッグの方をポイ」
ゴミ集積所にカバンの方を「バサ」と投げるたかしのイメージ。
3:2コマ目を受け、
たかし「なーんて 笑い話があったな。」というと、
まつ子「あははは」と笑う。
4:玄関先。両手にゴミ袋を下げて出て行くたかしを、
まつ子「おとうさん!」とカバンを持って追いかける。
・どちらにしろ寝ぼけている。 7/4のののちゃん
1:たまのの駅前将棋センター。女の子(マイちゃん)と男の子が対局している。
のぼる(声)「おっ 小学生対決だ。」と見ていると、
男の子「負けました。」と頭を下げ「グス」と泣いている。
マイちゃん「どーも」と受ける。
店主(声)「ありゃー 男の子が泣いちゃった。」
2:店主「マイちゃんは ますます先生役ののぼるくんに似てきたよ。」と笑顔で言う。
3:のぼる「攻めさせられて 受けつぶされるとくやしいですからね。」と笑うが、
真顔になって、
店主「棋風もそうだけど。」
4:腕組みして相手方を斜めにのぞき込んでいるマイちゃん。
店主(声)「こっちが苦しんでるときに 『ふーーーーん」とのぞき込む姿勢が もうそっくり。」
(フキダシには腕組みして相手方を斜めにのぞき込んでいるのぼるのイメージ)
のぼる(声)「気をつけます。」
・相手に与える精神的ダメージ。 新聞読めば分かることを
くどくどと書く必要はないよ
ギャグをわざわざ説明されてるみたいで不快 どうも最後の一行にレーゾンデートルwを感じてらっしゃるようで厄介… 7/5のののちゃん
1:公園。ベンチに座ってたばこを吸っていたサラリーマン風の男性。
「ボン」とはねたサッカーボールがたばこの先を「シュパッ」とかすめて
男性「あっ」と驚く。
2:ののちゃん「旦那、ここは禁煙ですぜ。」と自慢げに腕を組んで言うと、
男性「たまたまあたったから言ってるんだろ?」と不機嫌な顔。
3:男性「頭にあたったら なんて言うつもりだったんだい?」
4:横から現れ前に出てきて、
久保くん「旦那、天罰が下りやしたね。」
男性「『こぼれ球』をひろうんじゃないよ。」
・見事な2列目からの飛び出し。 7/6のののちゃん
1:やまだ家の台所。買い物から帰ってきて、
まつ子「タイヤキ 買うてきた。」と湯気の立つ鯛焼きを並べる。
ののちゃん「わー、できたてだ。」
2:鯛焼きを丸ごとくわえて「ピクピク」と揺らし、
ののちゃん「タイヤキのおどり食い。」というと、
まつ子「マッタク。」と眉を寄せる。
3:その様子を見て、
しげ「まー」とあきれ顔を見せると、
まつ子「なんか言うたって。」
4:しげ「左右にもっと振る。」と自分も鯛焼きをくわえて実演してみせる。
「ピクピク」とさらに鯛焼きを振るののちゃん。
キレそうな顔のまつ子。
・「すること」に意見があるのではなくて「やり方」にある。 7/7のののちゃん
1:やまだ家。「夏もの」の箱をあらためていたまつ子。
まつ子「おとうさんの夏の半袖シャツが出てきた。」とシャツを手に取る。
2:シャツを眺め、
まつ子「ちょっとシワっぽいな。でもこの素材なら」
3:まつ子「アイロンはかけんでも 吊っておけばシワはとれます。」というと、
たかし「そうなのか。」
4:まつ子「とりあえず 着とって下さい。」
たかし「わしは エモンカケ か。」
・「衣紋掛け」=和装用のハンガーとでも申しますか。 7/8のののちゃん
1:やまだ家の庭。日曜大工で厚い板を切ろうとしてるたかし。
たかし「このノコギリは切れんなぁ」
2:まつ子「へっへ 腕前のモンダイではありませんかね。」と笑うのを無視して、
たかし「こっちのノコで切ってみよう。」と別のノコギリを取り出す。
3:たかし「ダメだ。 ? やっぱり切れん。」
4:たかし「すると この板のモンダイだ。」と切ろうとしていた板を「コンコン」と叩く。
あきれて洗濯物を干すまつ子。
・どうしても腕の問題と言うことは認めない。 7/9のののちゃん
1:
(右)やまだ家の居間。テレビを見ていて、
ののちゃん「おとうさん 『リスクをとる』ってなに?」と訊ねる。
(左)読んでいた新聞から目をやり、
たかし「まぁ、『目的のために あえてリスク(危険)をおかす』ってことだな。」
2:ののちゃん「お昼、うどん いやだ。」というと、
まつ子「ほな どうするんや。」と眉を寄せる。
3:チラシを手に、
ののちゃん「ピザをとる。」
4:まつ子「きのうもピザやったがな アホッ」と「ガーガー」と怒り出す。
たかし「それは『墓穴をほる』」
・連日ではお金もかかります。 7/10のののちゃん
1:やまだ家の玄関。学校から帰ってきて居間の方から「ホホホ」と笑う声を聞きつけ、
ののちゃん「あ、お客さんだ。めんどくせーからパスしよ。」
2:
(右)開いた居間の戸から「ホホホ」「いえいえ」と会話が聞こえ、
ののちゃん(声)「ありゃ、戸があいてる。」
(左)ののちゃん「気配を消すんだ、。ナムキンピラナンタラチンタラソワカ」と印を結ぶ。
3:印を結んだまま「すー」と無言で開いた戸の前を通り過ぎるののちゃん。
注目するまつ子とお客さん。
4:お客さん「ののちゃん 声をかけない方がよさそうだったわねぇ。」
まつ子「むつかしい年頃で。ホホ」と冷や汗をかいて作り笑い。
・逆に目立っている。 7/11のののちゃん
1:やまだ家。朝。
ののちゃん「チコクだー どうして起こしてくれなかったの−」と慌てて学校へ行こうとしているが、
まつ子「起こしましたぁ」と洗濯物を干そうとしながら大声。
2:まつ子「じゃまくさかったので『かわりに2階へ行って起こしてくれ。』とおばぁさんを起こしました。」と主張。
3:ののちゃん「おばぁさんは起こしに来なかったよ。」というと、
しげ「起こしましたぁ」と大声。
4:しげ「『なにぬかしとんねん 自分で行かんか。』と また寝たおかぁさんを起こしました。」と主張。
5:まつ子「おかぁちゃんは黒ヤギか。」
しげ「あんたは白ヤギか。」と言い合う親子を背に、
ののちゃん「つきあってらんない。」とあきれ顔。
・結局どちらも起こしてない。 7/12のののちゃん
1:まつ子「お兄ちゃん 期末テストや。ジャマしたらあかんで。」というと、
ののちゃん「わかってるよ。」
2:まつ子「わかってないから言うてるねん。」
ののちゃん「わかってるよ。ジャマイカへ行っちゃいけないんでしょ?」
3:まつ子「しょーむないボケかますんやないワ」と「ガーガーガー」と言い合っているのはのぼるの部屋。
机に向かって勉強しているところから振り向き、
のぼる「ちょっと静かにしてくれないかなぁ」
4:のぼるのベッドに腰掛け、
「ひそひそひそひそひそ」と話し合うまつ子とののちゃん。
のぼる「出てってくれと言ってるんだよ。」
・静かにされてもかえって気になる。 7/13のののちゃん
1:やまだ家の居間。会社から帰ってきたたかしがネクタイを外しながら
たかし「きょう カミナリ専務の雷がまたおちてな。」と苦笑いすると、
まつ子「あら まぁ」
2:ランドセルを開けて中の物をあらためながら、
ののちゃん「しかられることを『雷がおちる』っていうの?」と訊ねると、
たかし「今ドキ あまり言わんかもな。」
3:ののちゃん「と、いうわけで ハイ 0点。」と返されたテストをまつ子に出す。
4:歯をむいて怒るまつ子に、耳を押さえて体を丸めるののちゃん。
ナレーション「耳をふさいで『雷しゃがみ』」
・危機回避策。 7/14のののちゃん
1:やまだ家の台所。外から汗だくで帰ってきて、
ののちゃん「あっちー」と冷蔵庫を開けようとする。
2:冷蔵庫を開け、黒い液体の入ったペットボトルを見つけ、
ののちゃん「コーラだ!」
3:ナレーション「コーラにラベルがないのはヘンだなと約1ミリ思ったんだ。」
4:ボトルをつかんでぐいとラッパ飲みするののちゃん。
ペットボトルに現れる「めんつゆです」の文字。
ののちゃん「ゲッ」と目を白黒させる。
・昔からの定番ネタではあるのですが。 バイトくんでもあったネタだよね。
コーラの横で缶入りの麺つゆ売ってて飲んじゃうって話。 >>696
童謡の「やぎさん ゆうびん」かよ。結局まつ子もしげもどっちもどっち。自分が楽をしたいだけ。
しかしのの子、お前には、そんなことを言う資格なんて無いぞ。それがなぜ解らんのだ。結局3人が3人とも悪い。3人とも最低のグータラでクズだということ。 >>699-670
堀北真希さんが、テレビで、「疲れたときに麺つゆを飲むと、回復する」と言っていました。 7/15のののちゃん
1:やまだ家の居間。「詰将棋」の本を読んでいるのぼるを肘で小突き、
ののちゃん「ね、ね、お兄ちゃん。マネージャーの三宅さんのこと 好きなの?」というと、
のぼる「えっ 三宅?」と眉を寄せる。
2:ののちゃん「おがぁざん、お兄ぢゃん あがぐなっでるよー」と叫ぶと、
のぼる「だれが あんな雑なやつ。」とむきになる。
3:まつ子「のの子(ゴ)」
4:まつ子「あだだがぐ 見守っであげなあがん。」とにやつく。
ののちゃん「ぞうだね。」と頷くが、
のぼる「ないから!」
・すっかりそういう扱い。 7/16のののちゃん
1:夜。やまだ家の庭。踏み石に腰掛けてビールを飲んでいるたかし。
ののちゃん「花火 してみていい?」というと、
たかし「いいぞ。」
2:居間のほうから、
まつ子「カキ氷 作ってみました。」と持ってくると、
たかし「おっ」と笑顔。
3:器とスプーンを手に、
たかし「花火とカキ氷、夏のベストマッチだな。」と笑う、が…
4:
(右)花火をしていて、
ののちゃん「あちちっ」と指をやけど。
(左)「ずぼっ」とカキ氷に指をつっこむののちゃんの手。
・とにかく冷やそう。 7/17のののちゃん
1:やまだ家の居間。老眼鏡を手に、
しげ「なんか メガネ拭きないか。」と入ってくる。
まつ子「ほな これを切りとってあげる。」と「チョキチョキ」となにか布を切る。
2:「キュキュ」とメガネを拭き、
しげ「なるほど これはちょうどええ材質やな。」
3:座卓の上を見て、
まつ子「あれ? 置いといたのに。」と不思議そうな顔。
4:裾のところが四角く切りとられたシャツを着て、
たかし「わしは オスカー・ワイルドの『幸福な王子』か。」と詰め寄る。
まつ子「そんなええもんですか というか、捨てようとしてたんですワ。」
・文学的なネタ、なのか? 7/19のののちゃん
1:やまだ家の台所。学校から帰ってきたののちゃんに、
まつ子「おかえり。スイカがあるで。」というと、
ののちゃん「やったぁ♪」
2:しかし、出てきたスイカを見て、
ののちゃん「えー〜〜〜 カップ入りのカットスイカかーぁ」と落胆した顔。
まつ子「スイカはスイカや。」
3:ののちゃん「ハイ、しめくくりのテスト。『たいへんよくできました。』」と渡すと、
まつ子「おお♪ ほんまかいなッ」と驚き、喜びの表情。
4:テストを見て、
まつ子「なんや カット、いや 小テストかい。」と眉を寄せるが、
ののちゃん「テストはテストさ。」
・丸スイカを買って切ることも最近は少なくなったでしょうか。 本日の朝刊で、のの子が「サッカーの試合が始まるぞ」と言われて、『一度は』、「勉強してるから」と断っている。どういうことだろう?
作者、Wikipediaに「のの子は、努力しようという意志すら皆無」と書かれて、暗に「のの子みたいなクズになってはいけませんよ」と書かれたことが、こたえたのだろうか? >>710
Wikipediaの記述なんかを真に受ける馬鹿になってはいけませんよってことだよ 少なくとも、のの子がついこの間まで、「努力しようという意志すら皆無」だったのは本当。
ダメな子供の代名詞と言えば、ドラえもんののび太だが、のび太は少なくとも「努力しようという意志」は有ったからな。 7/20のののちゃん
1:3小。終業式。校長先生のおはなし。
校長先生「水の事故に気をつけましょう。」
2:3組の教室。「夏休み」の板書。
藤原先生「水の事故に気をつけましょう。」
3:やまだ家。「夏休みの注意」を読み、
まつ子「『水の事故に気をつけましょう。』」というと、
ののちゃん「気をつけるから どこか、」
4:ののちゃん「水の事故に気をつけに行きたーい。」とねだる。
「うーん。」と7月8月のカレンダーを眺めるたかしとまつ子。
・行かなければ事故に合いようがありません。 7/21のののちゃん
1:やまだ家。ののちゃんの部屋。
のぼる「のの子 サッカーがはじまるぞ。」と呼びに来るが、机に向かったまま
ののちゃん「今、勉強してるから。」
2:階段を降りてきて、
のぼる「勉強するからサッカー見ないって。」と上を指さしていうと、
しげ・まつ子「えーっ それはいわゆる、」
3:まつ子「ペナルティキックかいな」
しげ「オフサイドトラップかいな」と驚く。
4:「とととと」と階段を降りてきて、
ののちゃん「やっぱ 見ます。」
のぼる「オウンゴールだね。」
・結局どういうことか。 7/22のののちゃん
1:やまだ家。しげの部屋。布団を敷こうとして、エアコンのリモコンを持ち、
しげ「エアコンを この温度にすると、」
2:しげ「タオルケットでも暑いし、」と「ウーン。」と考え込む。
3:夕食。
ののちゃん「テンプラはころもがおいしいよね。」
まつ子「そうそう。」と笑いあっているのを見てなにか思いつくしげ。
4:部屋で布団に入るしげ。掛けている布団をつまみ、
まつ子「おかぁちゃん コレ、掛け布団のカバーだけやで。」というが、
しげ「ころもだけがちょうどええ。」
・暑かったり寒かったり大変なのです。 7/23のののちゃん
1:ショッピングセンターの駐車場。車を駐めて、
たかし「で、クルマでむかえは何時だ?」というと、
まつ子「えーと。」
2:しげと話しているのぼるとののちゃんのほうを横目で見ながら、
まつ子「それぞれ用事がちがうから……」
3:まつ子「2時4時ってことで。」というと、
たかし「2時と4時の2回来りゃいいのか。」
4:まつ子「『2時4時』 2時から4時の間ってことで。」というが、
たかし「宅配便じゃないんだ はっきりしろ。」
・曖昧では困ります。 7/24のののちゃん
1:やまだ家。「成績表」を見て、
ののちゃん「お兄ちゃん スコーイ 21人ゴボウ抜きじゃん!!」と驚くと、
のぼる「まぁな。」とカップを手にふんぞり返る。
2:成績表のアップ。
「全市テスト たまのの市2017
今回 755位
前回 776位」
3:まつ子「やれやれ フ〜〜ゥ」と腕組みして考え込むと、
たかし「そりゃ 小学生にはたいしたことないってわからんさ。」と新聞を読みながら笑う。
4:台所では、
ののちゃん「すっげー」
のぼる「もんだどんだい。」と偉そう。
まつ子「のぼるの方ですワ。けっこうゴボウ抜いたと思うてる。」というと、
たかし「フ〜〜ゥ」
・抜いたところで大したことは。 >>713
この場合の「あう」は、「遭う」ですね。 最近の作品、ピンとくるものがない。イシイ先生夏バテでも?
それとも当方が夏バテで感受性が鈍ってきたのかしらん 7/25のののちゃん
1:路上。日傘を差して歩いているしげ。落ちているペットボトルを見つけ、
しげ「あぶないな。ペットボトルでもトシヨリはコケる。」
2:傘をたたみ、ペットボトルの口に「ひょい」と先端を差し込む。
3:ペットボトル用のゴミバコを探して「キョロキョロ」とあたりを見ますが見つからず、
「あれ?」と怪訝そうな顔。
4:ペットボトルがてっぺんに刺さったままの日傘を差してむっとした顔で帰ってくるしげ。
門の前で打ち水をしながら、
まつ子「なにがあったか説明して。」
・そのへんに投げ捨ててこないだけ責任感が強いとは言えましょう。 7/26のののちゃん
1:手元でなにかしているしげに、
ののちゃん「おばぁさん」と呼びかける。
しげ「ん。」
2:しげは切ったスイカの種を「ピッピッ」とほじくり出して取っている。
ののちゃん「耳カキでスイカの種とるのやめて。」というが、
しげ「よう洗うてあるがな、なにをこまかいこと言うてるねん。」と種取りに集中している。
3:スイカを食べる二人。
しげ「おいしいやろ?」と言うが、
ののちゃん「……………」と無言。
4:しげ「聞こえんのなら 耳くそほじったろか。」と大声をあげると
ののちゃん「おいしいです。」と無理やりな笑顔。
・実用的と言えば実用的、ではあるのですが。 7/27のののちゃん
1:やまだ家の居間。座っているしげとののちゃんに、
まつ子「お昼はそうめんです。」と声をかける。
しげ「薬味はなんや?」
2:まつ子「なぜか残ってしまった昨日の『ビーフストロガノフザバイカル風松の実あえ』」と鍋を持ってくると、
(声)「えっ」
3:しげ「そうめんの薬味ゆうたら ネギ、ゴマ、ショウガ、ミョウガ、のり、しそ やろ。」と口をとがらせて文句を言うが、
4:まつ子「それ、ぜんぶ入ってる。」
しげ「そんなもん入れるから残ったんやッ」
・謎料理。 7/28のののちゃん
1:やまだ家。
まつ子「このペットボトルは そうめんつゆ ですから。」とボトルを手に示す。
のぼる「ハイ。」
ののちゃん「ハイ。」
しげ「ハイハイ。」
2:夜。台所。帰ってきたたかしがネクタイを緩めながら冷蔵庫を開け、
たかし「ふー 夜も蒸すなぁ。」
まつ子「軽くなにか食べますか。」
3:取り出したペットボトルをラッパ飲みしようとするたかしに、
まつ子「あっ それは!」と慌てて止めようとするが、
たかし「ん!」と口に含んで目を白黒。
4:「サッ」とそうめんを盛った皿を差し出すまつ子。
たかし「んっ」と箸を出す。
・順番はともかく結果としては一緒なのか。 7/29のののちゃん
1:やまだ家の居間。
「グーゥ」と居眠りしているまつ子の顔に蚊がとまっている。
しげ(声)「あっ 蚊が。」
2:しげ「ここでためらってはいけない。 大の虫を思いきりどついて小の虫を殺すんや!」と決意を固める。
3:「ばっちーん」と思いっきりまつ子の顔を張り飛ばすしげ。
4:しげ「逃げられた!」
ひっくり返ってのびているまつ子を見て、
のぼる「えっ ド、ドロボウに!?」
・そんなたいそうなものでは。 7/30のののちゃん
1:休日のやまだ家。
まつ子「のの子のサッカーとのぼるの野球の試合がカブってるんですワ。」というと、
たかし「そうか 今日だったな。」
2:玄関先。ポチの小屋の前でしげと3人で円陣を組み、
たかし「みんなで手分けして応援しよう!」
まつ子「そうしよう!」
そんな様子を見ているのぼるとののちゃん。
3:市営球場。「ブロロロロ」「バスン」と乗りつけてくるたかしの車。
4:立ち木にポチをつないで「バスンバスン」と去って行くたかしの車。
のぼる「つれて帰ってくれるよね!」と車に向かって叫ぶ。
・イヌの手も借りたい事態。 7/31のののちゃん
1:やまだ家。
まつ子「夏休みの自由研究はきまったんか?」と訊ねると、
ののちゃん「うん、ホラ。」とノートを出す。
2:ノートの表紙。
「3年3組
山田のの子
アサガオの
鑑札」
3:まつ子「字がまちごうてる」
しげ「アホやでー」と「あははは」と嘲笑する二人に背を向け、
「ムカ」と顔をしかめるののちゃん。
4:アサガオの鉢にたくさんの札をつけているののちゃんの後ろ姿。帰ってきて、
たかし「のの子はなにをやってるんだ?」と訊ねると、
まつ子「アサガオの鑑札。」
・そのとおりやってやろうじゃないか。 5月のコミティアで出たドーナツボックス1は(通販に出ないまま)完売だったんだっけ?
2はどうなんだろ…
コミケの翌週と考えると行くのはいろいろキツそうだなあ 8/1のののちゃん。今月のタイトル横はスイカを食べて種を飛ばすののちゃん
1:やまだ家。朝。出社する支度をしているたかし。
たかし「きょうは日帰り出張だ。」
2:たかし「電車で読む本はなにかないか。ミステリーがいいな。うすくて軽い。」
3:しげ・まつ子「軽くてうすくてミステリー……」と考え、…
4:「ゴトンゴトン」と走る電車の中。片肘ついて「計算」の小冊子を読んでいるたかし。
モリタくん「納付書にくっついてくるやつですか 課長。」
たかし「そう、『市民住宅税改正に伴う税額計算変更のご説明』。」
・軽くてうすいがわかりにくい。 8/2のののちゃん
1:やまだ家。スリッパの裏を見せ、
しげ「スリッパに画鋲がささったけど、底が厚うて大丈夫やった。」と笑顔。
2:まつ子「おかぁちゃんの厚いツラの皮も『画鋲くらい大丈夫。』なーんちゃって。」と「あははは」と笑うと、
しげ「ああ そう。」とむっとした顔。
3:
(右)しげ「これを。」とこめかみの膏薬に手をやり、
(左)「ペリッ」とはがすと下から丸い金属が。
まつ子「キャー 画鋲がー」と悲鳴を上げる。
4:しげ「磁気ナントカを貼ってる。」とシートを出してみせる。
「やめて」と胸をなで下ろすまつ子。
・ナントカバン、とかいう類のもの。作用機序はいまだ不明だとか。 8/3のののちゃん
1:橋のたもとで麦藁帽子に虫取り網を持って人待ち顔の少年は2組3バカのリーダー、てつ。
通りかかった男性が声をかける。
男性「お? てつ、セミ取りに山か。」というと、
てつ「ひなことセミとりデートじゃ。」
2:男性「ひなこ ゆうて、ハンさんとこのひなこちゃんじゃろうが。」
てつ「おいちゃん 知っとるんか。」
3:男性「さっき 遊覧船ののりばで会うたぞ。」と向こうを指す。
てつ「えっ」
4:木の幹にすがり、海をゆく遊覧船をみて「みーんみーん」と鳴くてつ。
・振られちゃったのね。 8/4のののちゃん
1:3中野球部。
崇禅寺キャプテン「仮設グラウンドは炎天下で日陰がない。水分対策をたのむぞマネージャー。」とお金を渡すと、
三宅マネージャー「アイアイサー。」と請け負う。
2:マネージャーが買ってきた袋を見て、
キャプテン(声)「抹茶ラテ、コーヒー牛乳、マンゴージュース、自分の好きなもんばっかり買ってきやがって!」
切り込みで笑ってごまかすマネージャーのイメージ。
3:試合の合間。照りつける太陽の下、
のぼる「あちーッ」と上気した顔で紙パックに手を伸ばして飲む。
4:「おえ」とうずくまるのぼるに慌てて駆け寄るオカダくん。
審判「えっ 熱中症?」
キャプテン「いえ、生あたたかい『いちごオーレ』」
・それはスポーツ中でなくても避けたい。 8/5のののちゃん
1:やまだ家の居間。二階のほうを指さし、
まつ子「のぼるが 夏期講座にちゃんと出てる。」というと、
たかし「おお。」
2:たかし「それは危機感からかな。それとも、やる気を出したのかな。」
3:二階のほうに目をやりつつ、
まつ子「まぁ 危機感からやる気を出したんですやろなぁ。」
たかし「そうだな。」
4:のぼるの部屋。うつろな目で机に向かうのぼる。
ナレーション「やる気になったのに結果の出ない危機感」
入口からのぞき込み、
ののちゃん「あらまぁ」
・それはピンチ。 8/6のののちゃん
1:海水浴場。ののちゃんを連れてきたたかし。海岸に寝転び、
たかし「ここから見てるけど、沖へ出ちゃダメだぞ。」というと、
ののちゃん「うん!」と返事して海へ向かって走って行く。
2:
(右)寝転がっているたかし。「カクン」と寝落ちして「ムニャ」。
(左)「ハッ」と目を覚ますたかし。
3:立ち上がってあたりを見回し、
たかし「のの子ッ」と叫ぶ。
4:たかしの寝転がっていた場所から波打ち際まで十歩ほど。
ののちゃん「そこからここまで走っただけだよ。」と「?」と怪訝そうな顔。
たかし「はー すごく長い夢だった。」と胸をなで下ろす。
・ほんの一瞬なのに妙に長い夢を見ること、ありますよね。 以前途中で終わっちゃったたまのの市の住民エピソード再開の機運が! >>735
要するに、勉強したのに成績が上がらなかったことで、危機感をいだいたと? ありがとうございます
いよいよ来週、買えるかなぁ? 8/12の、ののちゃんが面白くないというか、だから何?って感じなんだが、誰か解説ヨロ 8/7のののちゃん
1:やまだ家の居間。座卓に向かって勉強をしながら、
ののちゃん「お昼ごはん なーに。」というと、
まつ子(声)「天かす トマト キュウリ。」と返事が返ってくる。
2:ののちゃん「えっ 天かすとトマトとキュウリ? だけ!?」
3:まつ子「きのう あんたゴネてなに食べた?」
(フキダシには「氷」ののれんの出た喫茶店の前でごねるののちゃんのイメージ)
ののちゃん「『ミルク宇治金時』」
4:まつ子「『天かすトマトキュウリ』」とそうめんの皿を出す。
ののちゃん「なんだ そうめんか びっくりした。」と笑顔。
・「台」のほうはあえて述べず。 8/8のののちゃん
1:草地に座る2組の3バカ。落ち込んだ様子で寝転ぶてっちゃん。
メガネの子分「セミ取りデートをスッポかされたって?」
サッカーボールの子分「ひなこ はそんなことしねーぞ てっちゃん。」
2:
(右)メガネ「ちゃんと言ったのか?」というと、
(左)てっちゃん「照れくせーから のの子にたのんだ。」と寝転がったまま言う。
3:メガネ「あー そいつぁ忘れてるぞ。」
サッカーボール「あいつぁ『ひとり伝言ゲーム』だぞ。」とひっくり返って頭を抱える。
てっちゃん「えっ」と慌てて起き上がる。
4:その日の回想。公園の前。通りがかったひな子ちゃんを見つけてサッカーボールを抱えて飛び出し、
ののちゃん「ひなこひなこ、えーとえーと、セミと鳥が山でデート、だってさ。」
ひな子ちゃん「? ああ そう。」と怪訝そうな顔で聞き流す。
・頼む相手を根本から間違っている。 8/9のののちゃん
1:外出したしげとまつ子。「かーっ」と照りつける太陽の下、「スタスタ」と歩いているしげ。
まつ子「あっつー、おかぁちゃん 元気やなぁ。」と日傘を差して真っ赤な顔で後ろを歩いている。
2:しげ「なんも感じん。」と放心したような顔で言うと、
まつ子「えっ 大丈夫!」と仰天。
3:ちょうど「温玉めし」の看板の出たキクチ食堂の前。「グゥ」と鳴るお腹を抱え、
しげ「腹がへった以外、なにも感じない。」と食堂を指さす。
まつ子「なんじゃいな。」とあきれ顔で日傘を畳む。
4:キクチ食堂の店内。食後。
しげ「動けん。」と放心したような顔。
「えっ」と慌てるキクチ店主を、
まつ子「ただの食べすぎですから。」と押しとどめる。
・はた迷惑な。 8/10のののちゃん
1:やまだ家の玄関。「♪チリーン」と鳴る風鈴の音が聞こえる。
ののちゃん「工作の宿題の風鈴がすごくよくできた。」と笑顔で指さすと、外出から帰ってきて
しげ「ええ音がしてるなぁ」
2:窓際。天井から吊された吹き流しの下に、仏壇から持ち出された棒がぶら下がっておりんを「チーン」と鳴らしている。
庭から不審げににらんでいるポチ。
3:しげ「バチあたりが。」と慌てて片づける。
「ナムナム」と仏壇を拝むののちゃん。
・アイディアは素晴らしいのですが。 8/11のののちゃん
1:
(右)やまだ家。朝。
まつ子「あーっ おとうさんがきょうから休みやった。」
(左)まつ子「めざましのセットを止めとかんと。」と「そぉー」と寝室の戸を開ける。
2:「ぬきあしさしあし」で冷や汗をかきながらそっと寝室を歩くまつ子。
3:寝ているたかしの横っ面を踏みつけるまつ子。
4:朝食。やや細くなったようなたかしの顔。
ののちゃん「あれっ おとうさんヘコんだ?」というと、
たかし「夏やせ かな。」
まつ子「アホなッ」
・最後のセリフはメタ的なものでしょうかね。 8/12のののちゃん
1:やまだ家の居間。
ののちゃん「おとうさん! たまのの海岸はお盆になるとクラゲが出るよねッ」というと
たかし「ああ、クラゲが出るな。」と「8月」のカレンダーを見ながら言う。
2:
(右)ののちゃん「その前に はやく 泳ぎに行っておかないと。」
(左)「←たまのの海岸」への道を行くたかしの車。
ののちゃん(声)「はやくはやく」とせかす。
たかし(声)「ハハハ そんなにあわてんでも。」
3:海水浴場。
たかし「気をつけるんだぞ。」
ののちゃん「うん!」と浮き輪を持って駆け出す。
4:波打ち際。
「あー クラゲだ。」「いてー」と海から上がってくる男性2人。
こけるののちゃん。
・「早く」(期間的に)行く、という話と「速く」(時間的に)行く、という話のダブルミーニング的なものでは。 >>745
のの子は、楽することしか考えていないのだということがよく判る。 >>748
お前は何でそんなにしょっちゅう目くじら立てているんだ? 通販はまた瞬殺なのかな?
日曜日楽しみだ
雨予報だけど… 8/13のののちゃん
1:やまだ家。
まつ子(声)「ハイ、」と手のひらいっぱいの小銭を出す。
「花火大会のこづかい。使いやすい小銭で約1000円。」
2:玄関。開いた戸の外には「ドーン」と上がる花火を見ている浴衣姿のみみちゃんとななちゃん。
ののちゃん「おかぁさん コレ 台所の引き出しのバラ銭だよね。」
3:ののちゃん「なんとなく ありがた味が……」と浮かない顔。
まつ子「なにをゴチャゴチャ言うてんねん。」と眉をひそめる。
4:ののちゃん(声)「輪ゴムやヘアピンがまざってて。」
まつ子(声)「おカネはおカネ!」
・台所あるある。 8/14のののちゃん
1:やまだ家。しげの部屋。
「ナムナム ムニャムニャ」と仏壇を拝みお経を唱えるしげ。
2:ふと気がつくと、後ろで
ののちゃん「わたしも 仏様と御先祖様にナムナムお願いする。」と拝んでいる。
3:しげ「お盆やし そらまぁええことや。」と笑顔でお線香を供えようとする。が…
4:一生懸命拝んで、
ののちゃん「 工作作文読
書感想文写
生習字絵日
記計算問題
集自由研究
ナームナーム よろしく。」
しげ「なんもやってへんのかいッ」
・神頼みならぬ仏様頼み。 8/15のののちゃん
1:墓地。お盆のお墓参りに来たやまだ家。墓石に水をかけているのぼると「ナムナム」と拝んでいるしげが見える。
たかし「さてと、どこかでかるくたべて帰ろう。」とののちゃんに言う。
2:たかし「めんもの屋の うどんかな、つるつる亭の うどんかな、それとも 権の助寿司かな。」と考える。
3:ののちゃん「権の助寿司!」
(フキダシには「↑特上」の寿司のイメージ)と勢い込んで言うと、
たかし「よし、権の助寿司。」
4:権の助寿司の店内。テーブルを囲むやまだ家の前にはうどんのどんぶり。
ののちゃん「なんで うどんがあるの?」としょんぼりした顔。
しげ「このへんは 美容室でもうどんが出る。」
笑っているまつ子とのぼる。
・岡山県側もうどん文化圏なんですかね。 8/16のののちゃん
1:3中野球部の試合。相手のメンバー表を持って、
三宅マネージャー「北中学の先発投手は1年生だとよ。」というと、
のぼる・山下くん「3月まで小学生じゃん。」と笑う。
2:崇禅寺キャプテン「いや、よほどのなにかがないと1年生を起用しない。油断するな。」と訓示。
オカダくん「ハイ」
マネージャー「ウス」と応じる。
3:守備につく相手選手とベンチ。
監督は「ギター部顧問。」
「将棋部。」「陸上部。」の選手たち。
4:マウンドには「1年生先発。」
(声)「よほどのなにかがあったらしい。」
・野球部崩壊的なものが。 8/17のののちゃん
1:たかしの会社。
たかし「三宅くん、山本鉄工さんとのミーティング。ペットボトルのお茶たのむ。」と指示すると、
OL三宅さん「ハイ 課長。」
2:OL三宅さん「ペットボトルとはいえ お盆にのせてグラスをつける。」「よし。」と考え、
3:給湯室。グラスの棚を眺め、
OL三宅さん「ゲ。」「割っちまって そろいのグラスがないッ」と慌てた顔。
4:会議室。バラバラの大きさのペットボトル2本と別々のグラス2つをお盆に載せ、
OL三宅さん「どーもー」と笑顔で入ってくる。
たかし(内心)「4点バラバラにして なにかごまかしたな。」
・思いっきりバラバラにしてしまえばバレない、か? 8/18のののちゃん
1:やまだ家。夜。たかしとまつ子の寝室。「プーン」と聞こえる音に、
まつ子「おとうさん 蚊。」と布団に入ったまま言う。
2:コンセントにつながった、「P−−−」と音を立てる器具。
たかし(声)「P周波で撃退する電気蚊とり。」というが、
まつ子(声)「うるさいな。」
3:なおも「プーン」と聞こえる音に、
まつ子「まぎらわしいからとめて。」
4:たかし「もうとめた。」
まつ子「効いてへんし。」と電気をつけて起き上がり、寝ぼけ眼で蚊を追う二人。
・これはまたアヤシゲな香りが。 8/19のののちゃん
1:やまだ家の門前。壊れた写真立てのようなものを持って隣の中山さんがたかしと話している。
たかし「ああ これならカンタンに直せますよ 中山さん。」というと、
中山さん「さすがだね。」と笑顔。
2:やまだ家の庭。洗濯物を干しているまつ子が不審げな眼で見ている。
たかし「失敗から学んで 大工の腕を上げましてね。」というと、
中山さん「へー、失敗というと。」
3:たかし「テーブルの足の調整で、まだガタつく まだガタつくと切りすぎて テーブルじゃなくなっちゃったり。あはは」と
帽子をかぶり直してやる気十分な様相。
4:中山さん「まさかそんな。 どっこいしょ」と居間から庭に続く縁台のようなものに腰を下ろす。
渋い顔でお茶を出しに来るまつ子。たかしのほうをにらんでいるポチ。
・あまりにも目の前にありすぎて気がつかない。 コミティア無事買えました
ロカちゃん漫画は確かにののちゃん時とはちょっと変わった初ストリートライブに
http://i.imgur.com/fSzkfG5.jpg おめでとうございます。
ところで、混み具合や雰囲気ははいかがでしたか?
よろしければ教えていただければと思います。 列は出来てなかったけど次々に買いに来てる感じでした
開場20分ぐらいでしたがq ありがとうございます。
当方、地方(遠隔地)在住のため行くことは難しいのですが、一度行ってみたいです。 5月のコミティアに行った時は、開催と同時に行列ができてたのはエロ方面だったな
一般部門はまったりな感じ
今回も行くつもりで予定立ててたんだけど、身内が亡くなったもんでどうにもならなくなった
日付変わったら受注開始か、鯖落ちとかがないといいな 通販、瞬殺だったようだ
日付変わってすぐくらいにメール送ったんだけど
「ハズレ。すんません」の返信が来たorz
コミティア売りのあまりだから、そんなに数なかったんだろうなあ…
需要はあるんだからもっと刷ってくれればいいのに、と無責任に言えるのは
外野だからだ、とは思うけど ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています