主人公がパッとしないね。性格も薄らボンヤリしてるし。
荘丹たちの立ち位置はジョジョ第四部で言えば広瀬康一
原作の原型とどめてないってよくいわれるけど
三国志知らん人が張奐なんて人物見つけてくることが出来るとも思えないし
一応原作つける意味はあったんじゃないかなぁ
爆裂団も確かネームにあったかな
昔過ぎて大分忘れちゃったけど
ただ初期の蒼天も後漢書(当時は和訳なし)とかキチンと読み込んでないと出てこない張奐みたいな人物も出てくるから原作者の存在は
無視できないと思う。
逆に言えばその程度で充分ってことだよね
最初から「原案」で良かったんじゃないの
初期は原作付といいながら地獄の家やヘブンのキャラまんまが出てたし。
達人伝は老荘が根底のスローな感じが魅力?
大ゴマが多くてセリフが少ない分、19巻が蒼天だと12、13巻くらいの内容
でも自分的には面白い
ここ最近の王コツは蒼天に負けないくらい胸熱だった
白起自決までどうもっていくか楽しみ
3侠か赤龍にどう絡むかも
無名が周王室の一族って設定と鯨骨の存在が消化しきれてない感じ
鯨骨あれで退場とは肩透かしだ
白起をどう扱うかが見ものだけどどうだろう
(白起も7巻くらいまでの流石ゴン太っていうワクワク感が老いてからは減った感があるが)
ウーミンはあれで充分だろう
鯨骨は相方が死んで狂ったあたりで作者がどうでも良くなった印象
白起好きだよ。達人て感じがして
殺戮兵器としての頂点が、ただそれだけを買われていた筈が、長平でやりすぎだと周りから置き去りにされる。その間の揺らぎがよく分かる。
いくら大きな殺戮を行っても、逆に抗いを強める奴らがいる。己の理に合わないことへのイラつきもよく分かる。
そもそも戦争にやり過ぎなんてない筈だ。
人を殺すという行為に何の違いがあろう。
少し殺すか多く殺すか、早く殺すか遅く殺すか、最終目標が征服であるのなら、そこの調整に何の意味があろう。
しかし、協力者であるはずの宰相は40万の殺戮を真っ先に否定する。奉ずる筈の王もそれを認める。
己は覇道への最短を導きだしている。しかし敢えて手を緩めろと言う。
結果が出ないからやはりお前がやれという。
しかし彼らはもう己の戦果を手放しで喜ばない。
何を信じて進めば良いか、どの様に己を御すればいいか。
道を失ったというのは目標を失なったということであり、書簡を黒く塗りつぶすのはその手管の使い道を失ったということである。
極めたが故に認められていたはずが、極めすぎたが故に認められなくなっていく。
最上の戦果ばかり叩き出していた達人にとって今更逆行するのは果てしなく難しい。
自らに答えはない。他の誰しもにも答えはない。
0977名無しんぼ@お腹いっぱい (ワッチョイW 9f51-HOZV)2018/02/17(土) 11:40:44.81ID:m7MjR7Cq0
孔明もそうだけど、老荘の極限は表現しにくいだろうなと感じる。
例えば孔明の「曹操にけがされた」発言は、かなり受けが悪かったような気がするけど、あれは凄く孔明らしくてうまく表現できていると思っている。
観念の世界では達人の孔明がひたすらリアルの達人の曹操に相手されない。
自分を一番理解してくれる筈の人が、自分を一番評価してくれない。自分が一番評価していた筈の相手が、自分を一番評価してくれない。
全く評価してくれないけど、自分の自分への評価は揺るがない。
他人のことばかりを見て今まで大して自分を見てこなかった孔明が、ショックと悲しみと怒りの後、今までとは真逆の真顔を見せる、というのは凄くらしい。
けど、その感覚って孔明ぐらい極端じゃないと中々生まれない感覚であって、
入社したての青二才が現実主義の上司に提案して突っぱねられるような怒りや、
今まで自分のことを評価してくれていた筈の教師から、だからお前は駄目だといわれるようながっかり感、
信じていた筈の妻が不倫していたようなショック、
色んな要素が一度にごちゃ混ぜの上、ふつうの立ち位置とはかけ離れてるから、色んな人に共感してもらうのは凄く難しい筈
達人伝てテーマはいいんだけど、如何にして達人かにあまり尺を割けてないから、凄く観念的だし、絵や演出がマッチしないと、薄っぺらいと言われがちなのはちょっと勿体ないと思う。
0978名無しんぼ@お腹いっぱい (スッップ Sdbf-oyQR)2018/02/17(土) 16:14:18.94ID:Zf7LhTWBd
>>976
長文だけどとてもストーブとした
自分も白起好きだが長平以降の描き方がよくわからなかった
孔明の下りは蒼天スレならいいけどここでは蛇足 白起のエピソードってオーバースペックの人が
周囲に受け入れられなくて
最初は重宝していた上の方も
職場の空気読んで・・・ていう悲劇かな
スタップ細胞の小保方とかじゃないの
不老不死に繋がる研究成果を上げておきながら
マスコミからも業界からも風評でも封殺されて
圧力かけられて孤立しながら引きこもった研究者
「論文の一部を他からコピペしたこと」が問題だったのに
報道による人格否定と併せてスタップ細胞ごと否定されて人権侵害受け続け世論は小保方=悪の風潮だった
研究者小保方と将軍白起、信じた道を真っ直ぐ行ったのに……って感じ。
誰に向けての何の訴えかよく分からん
まあそうねと思うところもあれば、違うんでないと思うところもある。
あれは要は、老荘好きの作者が過ぎたるは及ばざるが如しを書きたかったんじゃないのぐらいの解釈で、解釈なんて一刀分かりやすいところからぶった切ればよい。
作者の意図なんて分からんし、誰にどう伝わるかも本来よく分からん。だから各々好きに解釈を楽しめばいいと思ってる。
作中にそれっぽいことは散りばめられてるから、別にそこまでずれたことを書いているとも思ってない
作者の意図も読み手の意図も、同じものだからな
作者の考えもまた、その作品に対する一人間の感想に過ぎない
どっちも作品とは別個にあるもの
そもそも作品の巧拙を論じているのか、
好き嫌いをうたっているのか分からぬところが面白い
落ちてる
立てようとしたけど無理だった
誰かお願いします
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