Q. 【イナゴ】に対抗する手段はあるのか?

イナゴは常に“餌”を求めて移動する。
新しい美味しそうな餌が見つかれば、そっちに移動するんだ。
今、人々は出川哲朗に夢中だ、福原愛はもう飽きられ忘れ去られた。
ホリエモンの餃子屋騒動だって、もう殆どの人は話題にしてない。
彼らは常に新しい刺激を欲するので、飽きるのも早いんだ。
だから徹底スルーして、彼らの熱が冷めるのを待つのが対抗手段としては有効かな、と僕は思う。

Q. マリエの事務所が「断ると紳助とは今後、仕事出来ない」と言ったとされる事はどう思う?

芸能界というのは決して綺麗な世界ではない。
そうやってのし上がる人も居る。
野心的な人はそうやってのし上がって来た、世界的スーパースターのマドンナですらそうやってのし上がって来たんだ。
それはひとつの手段なんだ。
その手段を「健全ではない!」と言う事は簡単だけど、お互いにWINWINであれば良いのではという考え方もある。
芸能界というのは、昔からそれを良しとしてきた。
その歴史と伝統を踏まえて、事務所は彼女に質問したのだと思う。
「この世界ではこういうのし上がり方もあるけど、君はその選択をしないのだね?」と。
脅しでも何でもない、単なる意志確認だ。
結局、マリエの事務所はマリエの意志を尊重し、枕の誘いを断った。
「枕営業?ふざけるな!そんな腐った慣習はなくなるべきだ!」って対応が一般的にはウケが良いと思うけど
きれい事だけでは渡りづらいのがこの芸能界であり、マリエの事務所の対応は、そんな現実を示した上での現実的な対応だったと思う。

例えば、女性が夜道を歩くのは結構、危険だろう?日本はそこまでではないにしても海外の多くでは危険だ。
「女性が夜道を歩いてはいけない、襲われるぞ」と警告する事は普通の事だよね。
夜道を歩いていて襲われるなんて健全ではないよ、確かにね。
女性が堂々と夜道を歩く事が出来る、そんな世界が本当は理想的だ。
でも、襲われる危険性が高いのが現実なんだ。
芸能界もそうなんだ、権力者からの誘いを断るのは“成功出来ない危険性”をはらんでるんだ。
マリエの事務所は、それについて忠告したのだと思う。

Q. あなたが権力者なら枕営業を要求する?

僕はそれに興味がない。
というのは、男女というのは心の繋がりが大切だと思っているからだ。
心で繋がってないのに体で繋がるというのは虚しさしか感じない。
肉体的な快楽は得られたとしても、心は満たされないだろう。
男女の繋がりにおいては、心の繋がりがある事が大前提になる。