>>280
だから、
>現場で踊って体感してる人らとの差ってのは、どうしても蓄積してくる
>その場の空気や一瞬の間など、体が覚えてる
なんてことは、
プロというかベテランには起きないと言っている。

踊りや音楽の練習には、
身体や指を正確に動かす訓練の他に、
このフリはこの間合いで身体を動かす、この譜面はこのタイミングこの強さで音を鳴らす、
という作品に対する理解力を習得することも含まれている。

上達の各段階で、その段階で望まれる理解力に相応しい曲が、課題曲として選ばれる。
そういう練習を積み重ねて理解力を十分身に付けたならば、
新曲も一日なりの短時間で(ほぼ)完璧に理解して(ほぼ)完璧に実演できるようになる。

新人の初舞台だったら、稽古場や発表会との違いに戸惑うかも知れないけど、
由結ちゃんは、今まで何度もベビメタのステージに立っている。
由結ちゃんは二年間ステージに立っていなくて勘が鈍っている、と言うならば、
アヴェンジャーズだって、もう二ヵ月くらいステージに立っていなくて勘が鈍っている。

結局、違いが有るとしたら、
今ダンスを踊れる状態に身体が仕上がっているかどうか、という点だけだ。