>>412
ロックなどの場合は、その場のノリが重視されていて、楽譜は単なる目安である場合が多いということです。
そもそも楽譜が無い場合もあります。

クラシックでもそういう例があります。
バロック時代の曲には、
通奏低音という伴奏の低音部(チェンバロの左手)だけが楽譜に書かれていて、
右手は楽譜に数字で指定された和音を伴奏者が即興演奏する、というものが多いです。
ピアノ協奏曲やバイオリン協奏曲などには、
カデンツァというオーケストラはお休みで独奏者が即興演奏する部分があります。
クラシックの演奏家は即興演奏に慣れていないので、
これらの曲でも、誰かが用意した譜面の通り演奏することが多いですが、
ちゃんと自分で即興演奏する人もいます。