<ASH卒業前>
中元「おい」
鞘師「・・・」
中元「おい!聞こえとるじゃろう」
鞘師「・・・何ね」
中元「はあ先生から聞いとるじゃろうがウチは春に東京でデビューじゃ」
鞘師「ほうね」
中元「アンタはいつまでここにおる気なんね?アンタも話はあったらしいが」
鞘師「あんたにゃいっそ関係無い話じゃろう」
中元「関係無い事ありゃあせん。うちゃあアンタが嫌いで目障りでしょうがないんじゃ」
鞘師「お互い様じゃボケナスが。ほいじゃったらなおの事どうでもえかろうが」
中元「最後まで聞けこのバカタレが。嫌いで目障りじゃがアンタより張り合いのあるんがおらん言いよるんじゃ」
鞘師「・・・」
中元「はあモーニング娘。はオーディションなんかせんよ。解散するまであのメンバーじゃろう」
鞘師「なんでアンタにそがあな事が分かるんね。適当な事抜かすな」
中元「アンタぁ自分でも分かっとろうが。もう2年もオーディションやっとらんしグループ自体10年以上やっとる」
鞘師「仮にそうじゃとして、ウチにどうせい言うんなら」
中元「東京に出てこい。アンタもここにおったって張り合う相手もおらんじゃろう。東京でウチと勝負の続きじゃ」
鞘師「断る。ウチゃあモーニング娘。になる為にここに入ったんじゃ。話が終わったんならウチゃあ去ぬで」
中元「今のままじゃったらアンタは井の中の蛙じゃ。ありもせんオーデを待ち続けてその才能腐らす気か」
鞘師「どのみちアンタにゃ関係無い話じゃ。糞して寝とれ。じゃあの」
中元「・・・・・バカタレが」

<モー娘。卒業3年後>
中「いま何しよんね」
鞘「生きて呼吸しとるよ。また冷やかしね」
中「ダンスの留学しよったんじゃろう。さぞかし腕上げとろうね」
鞘「皮肉か。はあえかろう」
中「こっちも、水野がおらんようなってから」
鞘「・・・」
中「・・・」
鞘「何ね」
中「・・んね」
鞘「は?」
中「あー、全く、天下の鞘師がこげなとこで暇ぁして。腐るだけじゃ。イライラするんじゃあんたはいっつも」
鞘「あぁ?喧嘩売るしか能がないんかこのかばち女が」
中「ほいじゃけーえー!こっち来て一緒にやってみんねーいうとるんよ!あーもう!」

【ベビメタ参加直前】
鞘「破門になったわ」
中「ほうか。ケジメはどしたんや」
鞘「3月に一公演出る。それで手打ちにしてもろうた」
中「ウチにナキ入れるゆうんならワシから口きいたってもええで」
鞘「有り難いが向こう一年はドヤ無しじゃ。それがUF(くみ)への仁義じゃ」
中「こっちは近々出入りがあってのう。水野がハジかれよったけえ手が足りんのんじゃ。来て働かんか」
鞘「なんじゃと・・」
中「盃はせんで小チンピラゆうことにしとりゃあええ。捨て駒にゃあせんで。どうじゃ」
鞘「・・」
中「なんじゃ、はぁイモ引きよるんか」
鞘「やったらあや!」