ZEPのアンチはディープパープルやクイーンのファンが多く
猪木のアンチには馬場のファンが多かった。
当時はアンチというのは最低の人種だと怒っていたが、いま振り返ると、その
原因は我々の側にもあったようにも思う。
ZEPのファンにはパープルやクイーンの音楽を冷笑する人が少なかったし
何よりも英米メディアなど世界的な評価の圧勝がそれを後押しした。
そこには強者のイジメのような図式が確かに存在したように思う。
自分の愛する対象の偉大さを証明したいのに、周囲はそれを認めない。
その時、人はアンチになる。